「恋する灯台」認定表敬訪問レポート⑤【三重県鳥羽市 菅島灯台】

2018/09/28

こんにちは、日本ロマンチスト協会です。 2018年に「恋する灯台」認定された11箇所の一つ、三重県鳥羽市 菅島灯台。 今回はこの菅島灯台に表目系訪問で行ってまいりました! この菅島灯台は離島にある灯台です。   表敬訪問に先立ち、日本ロマンチスト協会会長波房克典、まずは灯台の視察に現地に赴きました。 離島ということもあり、朝一番で船に乗り、菅島を目指しました。 鳥羽の定期船乗り場から10分程度で着くという利便性!   漁業の島らしく、漁港で漁師さんたちが伊勢エビを選別しています。 港から20分ほど、山歩きをした先に灯台は立っています。   今日の天気予報は雨。それも激しい雨模様。 これはついに、日本ロマンチスト協会会長による「恋する灯台の晴れ伝説」に土がつくか!? と思われていました。   「ロマンチスト協会のイベントが、雨天が妨害されることはない」   と会長はいつも力強く口にするのですが、この雨・・・。 しかし。島に向けて船が近づくと間もなく、灯台が見え始めてきた矢先、突然、雨はやみました。 曇りではあるものの、見事雨はやみ、心地よい潮風に吹かれ始めたのです。     さて、なんとか雨をさけて訪れた菅島灯台。   そのフォルムはとても特徴的です。 こじんまりとした白いレンガ造りの円筒形が、西洋アンティークのようです。 なんでも日本初のレンガ造りの灯台のようで、竣工式にはあの西郷隆盛も参列したというから驚きです。     岩礁が多く、航路の難所で、江戸時代から「かがり火」が炊かれていた歴史的にも、文化的にも非常に価値が高い灯台です。   今回の恋する灯台認定理由も、 「日本最古の煉瓦造灯台。菅島付近は海の難所であり、船の道標となる「かがり火」を江戸時代に始めたのがルーツと言われる灯台は、愛らしさと重量感を併せ持つフォルムが魅力的だ。灯台職員の官舎跡地には水仙が植えられ、真冬には白い可憐な花を咲かせる。また、大山山頂付近には紅ツゲが群生しており、咲き始めると鮮やかな冬の紅葉となる。心地よい島風を感じながらの美しい離島散策は、穏やかな恋の時間をつくりたいときにオススメだ。」 となっているのも納得の姿です。     そして灯台の訪問後、鳥羽市役所に表敬訪問に行かせていただきました。   中村市長曰く、鳥羽市は「恋する鳥羽」と銘打ってキャンペーンを行っており、まさか、故郷の馴染み深い灯台が「恋する灯台」に認定されるとは思っておらず、「恋する鳥羽」とも連携して、恋する灯台「菅島灯台」を盛り上げていきたいと非常にポジティブな懇談ができました。     日本ロマンチスト協会、引き続き恋する灯台認定事業を通して、地域を盛り上げていきたいと思います!   追伸 帰り際に市長から鳥羽市役所の裏手のモニュメントをぜひ観て帰って欲しいと言われたので、鳥羽市役所の裏手にある小高い丘に登ってみました。 するとそこは美しい海が一望でき、素敵な巨大なオブジェがありました!!