青春映画のロケ地となった「恋する灯台」を幻想的にライトアップ【千葉県旭市 飯岡灯台】

2024/01/23

日本の夜景100選に選ばれている景勝地、飯岡刑部岬(千葉県旭市)に立つ飯岡灯台で冬のライトアップが行われています。

飯岡灯台は、高さ35m~60mの断崖絶壁が続くことから「東洋のドーバー」と言われる屏風ケ浦の絶壁に立つ灯台です。海に向かって右側に目をやれば、崖の下に広がる漁港とその向こう側にどこまでも続く九十九里浜を望むことができます。1995年公開の映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(実写版)のロケ地としても知られています。

冬季のライトアップは、飯岡灯台が「恋する灯台」に認定された翌年の2019年にスタートしました。灯台をLEDライトで照らし出すとともに、海の波をイメージしたイルミネーションや7色に変化するビームサーチライトなどで灯台周辺を華やかに演出。あわせて、灯台の脇に建つ飯岡刑部岬展望館もライトアップしています。空が美しいグラデーションに染まる日没前後の時間帯が特におすすめです。2月29日(木)まで、毎日17時から21時まで点灯しています。

写真提供:旭市
文:佐々木康弘