「恋する灯台」認定 表敬訪問レポート①【新潟県新潟市 角田岬灯台】

2018/08/10

今年「恋する灯台」に認定されたのは11カ所。その一つである新潟市の角田岬灯台に、日本ロマンチスト協会会長の波房克典氏が7月21日に表敬訪問を行い、新潟市の篠田昭市長に「恋する灯台のまち」認定証を贈呈しました。 角田岬灯台は、トレッキングの名所として知られる角田山の尾根の末端、角田岬から佐渡海峡を照らす灯台です。晴れた日には紺碧の海の向こうに佐渡島を一望する絶景が広がり、夕日の鑑賞スポットとしても有名。 灯台の真下には、源義経が兄頼朝の追っ手を避けて船と共に身を隠したと伝説の残る洞穴「判官舟かくし」があり、歴史のロマンもはらむ場所です。 ふもとに広がる角田浜は、遠浅の砂浜が美しい、新潟県下有数の規模を誇る海水浴場。キャンプ場も整備されており、海の様々な楽しみを凝縮させたような浜です。ここを舞台に、にぎやかな雰囲気で贈呈式が行われました。 この日は夏休みを控えた土曜日。角田浜ではちびっ子達が大勢集まるイベントが開かれていました。その一つがなんと「角田岬灯台からの流しそうめん」。40mの高低差を利用した豪快な流しそうめんです。それから、海に浮かんだ土俵で対戦する「海上すもう大会」も開催。海に育まれた遊び心がいいですね。ここで育った海っ子たちは、成長したらぜひ灯台の下でロマンチックな時も過ごしてほしいと思います。 表敬訪問には篠田市長をはじめ、灯台がある西蒲区の鈴木浩行区長や西蒲区役所の皆さんが、すごい熱量で迎えてくださり、今後の灯台プロモーションについても意欲を見せたとのこと。今回の認定をきっかけにどんな展開が起きるのか、楽しみにしたいと思います。