厳しい海と共に生きる~人気作家がつづる灯台巡り紀行【北海道積丹郡積丹町 神威岬灯台】

2023/09/20

文藝春秋『オール讀物』9・10月合併号の『「灯台」を読む』の舞台は、北海道・積丹半島の神威岬先端にたたずむ神威岬灯台(かむいみさきとうだい)。眼前に300度広がる水平線と、積丹ブルーと呼ばれる鮮やかな紺碧の海、竜の背のような断崖の景色を一望できる絶景スポットです。一方で、険しい尾根、ときに海上から吹き付ける強風や高波、冬の寒さなど、人間が踏み入れるには厳しい環境でもあります。

この地を訪れるのは、北海道やサハリンが舞台の歴史小説『熱源』で直木賞を受賞した川越宗一さん。灯台守や町の人々に支えられて厳しい海の安全を守った灯台は、今もなお「町の誇り」として町と繋がっていることを、史実を織り交ぜてつづっていきます。

当紀行はライフスタイル誌「CREA」の公式サイトでも閲覧できます。ぜひご覧ください。

写真提供:文藝春秋写真部