地上にある星~人気作家がつづる灯台巡り紀行~【高知県土佐清水市 足摺岬灯台】

2024/04/25

文藝春秋「オール讀物」に掲載の灯台巡り紀行『「灯台」を読む』。2024年3・4月合併号は、直木賞作家の澤田瞳子さんが、四国の最南端、高知県土佐清水市の「足摺岬灯台(あしずりみさきとうだい)」を訪れます。

豊かな緑に覆われる足摺岬は、迫力の断崖絶壁と太平洋の大パノラマが見渡せる景勝地。平安時代初期に遣唐使として唐(中国)へ渡り、帰国後に真言宗を開いたことで知られる弘法大師・空海ゆかりの地としても知られ、地名の由来は、空海が足を引きずってこの地までやってきたためと言われています。

南国の空気に包まれる中、澤田さんは灯台に向かう遊歩道沿いに点在する「足摺七不思議」の珍物奇景を巡り、目的地の大灯台「足摺岬灯台」へ。灯台を訪ねることで得た見聞、足摺を有名にした空海や文学作品より、この土地の記憶を紐解きます。

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https://crea.bunshun.jp/articles/-/47503

写真提供:文藝春秋写真部