2025年度「新たな灯台利活用モデル事業」の公募について
2025/04/01
一般社団法人海洋文化創造フォーラムは、日本財団「海と灯台プロジェクト」の一環として、2025年度「新たな灯台利活用モデル事業」を実施します。
当事業は、持続可能な灯台利活用事業の開発を実施する団体に対して資金面および企画運営の助言等のサポートを行う事業です。灯台を訪れる人を増やし、海や周辺地域への興味関心を高めることを目的とした単体または複数の灯台を活用する事業企画を対象とします。
2025年度「新たな灯台利活用モデル事業」実施概要
【対象となる事業】
海と灯台プロジェクトが取り組む下記3項目の達成に資する事業。
1. 航路標識としての役割が変わりつつある灯台の存在意義や継承理由を正しく伝える
2. 灯台が果たしてきた地域固有の役割や機能、存在価値を物語化する
3. 灯台が持つ多様な価値と利活用の可能性について、戦略的に取り組む
【コース】
コースは「調査検証コース」および「利活用実施コース」の2種類。
①調査検証コース(1事業あたり助成上限500万円)(※1)
対象とする単体または複数の「灯台を訪れる人を増やすための灯台利活用事業の仮説」を設定。その検証および事業の持続可能性の向上に向け、調査等を行う(必須)。また、調査結果を活かした事業の実証実験を行う(任意)。
②利活用実施コース(1事業あたり助成上限 1,500万円)(※1)
対象とする単体または複数の灯台を訪れる人を増やすためのイベントや体験プログラム、教育プログラム等の実施、灯台や旧官舎等の施設の整備などを行う。
※1 いずれも、総経費に対する助成率は80%(1万円未満切り上げ)
※2 新規の申請は「調査検証コース」のみ
※3 採択件数はのべ12事業程度を予定
【応募資格】
幹事社1社(法人格を持つ企業または団体、地方自治体、観光協会、地域活性化事業等の実績を持つ任意団体のいずれか)と構成員1者以上からなるコンソーシアム。
※自治体の参加は必須ではない
事業の実施以降も引き続き灯台の利活用に関する取り組みを続ける見込みのある団体であることを要します。
また、同一団体による同一灯台を対象とした「海と灯台利活用チャレンジ事業」との重複応募も可能ですが、「新たな灯台利活用モデル事業」の採択が決定した場合、「海と灯台利活用チャレンジ事業」は選考対象外となります。
※他、応募資格の諸条件については以下の募集要項を参照のこと
【スケジュール】
応募期間 4月1日(火)~5月9日(金)17:00
採択結果の通知 6月中
事業実施期間 6月~12月31日(水)
※審査の状況等により、事業開始日は前後します
【募集要項・提出書類フォーマット】
リンク先から書類をダウンロードし、詳細をご確認の上、ご応募ください。
※リンク先にアクセスできない場合は、事務局へお問い合わせください
<募集要項>
◎2025年度「新たな灯台利活用モデル事業」募集要項(①調査検証コース、②利活用実施コース共通)
<提出書類フォーマット>
▼必須
◎申請書・収支予算書(指定フォーマット)
①調査検証コース
②利活用実施コース
◎コンソーシアム協定書(参考フォーマット)
▼任意
◎申請内容補助資料(自由フォーマット)
◎利活用実施コースで、施設、設備の改修等を行う場合は「現状の図面と改修図面案」
「改修等の見積書」「行政等関係団体との合意書」(自由フォーマット)
<募集説明動画>
<参考:当事業では、以下のような取り組みを通じ、事業趣旨を達成することを想定しています>
・海と灯台の空間を生かしたイベントの実施と自走化を目指し、灯台の調査や、イベント内容の企画、実施体制の構築、試験実施などを行う
・海と灯台の魅力を楽しめる体験プログラムの実施と自走化を目指し、灯台の調査や、体験内容の企画、実施体制の構築、試験実施などを行う
・灯台の歴史や魅力を活かしたコンテンツ(書籍・マンガ・ゲーム・映画等)や商品の製作・販売を目指し、灯台の調査や市場マーケティング、試作などを実施する
・灯台を通じた海や地域の学習プログラムの実施と自走化を目指し、灯台および地域の調査や、学習内容の企画、指導要領や地域連携体制の構築、試行などを行う
上記以外でも、募集要項に合致する内容であれば審査対象とします。
ご参考までに昨年度採択事業の事例をご覧ください。
実施事例集
各事業の最終成果報告書・成果報告会動画はこちら
→2024年度「新たな灯台利活用モデル事業」
また、申請前支援として、調査検証・利活用事業企画のためのレクチャー動画をご用意しています。
動画を視聴することは必須ではありませんが、よりよい申請提案を行えるよう、事前に視聴いただくことをお勧めします。
【質問に対する回答】
よくある質問内容と回答はこちら
【関連情報】
本事業の入門編として「海と灯台利活用チャレンジ事業」もございます。あわせてご検討ください。
→2025年度「海と灯台利活用チャレンジ事業」の公募について
【問い合わせ先 メールアドレス】
海と灯台プロジェクト事務局(一般社団法人海洋文化創造フォーラム内)
toudai@umi-nippon.com
海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、持続可能な灯台利活用事業の開発を実施する団体に対して資金面および企画運営の助言等のサポートを行う事業です。灯台を訪れる人を増やし、海や周辺地域への興味関心を高めることを目的とした単体または複数の灯台を活用する事業企画を対象とします。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/
2024年度 新たな灯台利活用モデル事業ページ https://toudai.uminohi.jp/model-2024/