コロナ禍の忘れ物を受け取りに~人気作家がつづる灯台巡り紀行~【高後埼灯台】

2026/02/03

文藝春秋『オール讀物』に連載中の灯台紀行エッセイ『「灯台」を読む』。著名作家たちが各地の灯台を訪れ、その土地に刻まれた歴史や文化を綴ります。

2026年1・2月号は、2015年に『流』で第153回直木三十五賞を受賞した東山彰良さんが灯台巡り旅をスタートさせます。

今回の紀行エッセイ執筆にあたり、訪れる灯台の選定は作家に委ねられるなか、編集者から九州の灯台を提案された東山さんが希望したのは、長崎県の五島列島の北部に位置する小値賀島(おぢかじま)の灯台。その希望理由は、コロナ禍の出来事と関わっており——。

長崎の佐世保港からその小値賀島に向かう前に、まずは、港の入り口に立つ高後埼灯台へ。近代の国防や物流の要衝を長年見守ってきたこの灯台は、木立に包まれるようにひっそりと佇んでいました。その姿に東山さんは、高後埼灯台の「あるキャラクター」を思わせる面影に気付きます。この小さな発見が、やがて続く灯台巡りの旅に東山さん独自の彩りをもたらしていきます。

当紀行は、ライフスタイル誌「CREA」の公式サイトでも公開しています。
▽【映画のワンシーンのような灯台】山林に囲まれた高後埼灯台から望む、佐世保湾の絶景
https://crea.bunshun.jp/articles/-/56985

東山さんの旅の記録を美しい写真とともにお楽しみください。

写真提供:文藝春秋写真部