海と空と灯台を描いた作品が「海の日」ポスターコンクール大賞に
2024/04/192024年の「海の日」ポスターコンクール大賞に、灯台をモチーフにした作品が選ばれました。
「海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う日」として制定されている「海の日」(7月の第3月曜)。ポスターコンクールは、その意義を伝えると共に、多くの人に「海」について深く考え、理解してほしいとの意図で『国民の祝日「海の日」海事関係団体連絡会』が主催しています。
2024年版のポスター募集は2023年7月20日(木)~12月5日(火)に実施され、1590点の作品が寄せられたとのこと。専門家で構成する審査員による審査を経て、入賞作品14点が3月29日に発表されました。
大賞に選ばれたのは、東京都の大学生・吉岡萌衣奈さんの作品。灯台の光がさまざまな海の生き物に形を変え、濃紺に染まる星空を泳いでいく幻想的な風景が描かれています。
審査員から『海と空、灯台と光にロマンを感じる作品です。船の安全や海を守る灯台からの光を海の生きものたちに重ねて描くことはアイデアが良く、メッセージ性もあり、作家の才能を感じました。遠くから見ても「海の日」の文字が映えている点も良いと感じました』とのコメントが寄せられています。
大賞作品は、7月の「海の日」を中心に、全国各地約2000カ所の公共交通機関や海事関係施設などに掲示される予定とのことです。
「海の日」ポスターコンクール2024年入賞作品
https://www.kaijipr.or.jp/uminohips/2024/