「恋する灯台」認定表敬訪問レポート⑭【石川県七尾市 能登観音埼灯台】

2019/09/03

こんにちは。日本ロマンチスト協会です。2019年 日本財団 海と日本プロジェクト「恋する灯台認定行脚2019」第4弾は、石川県七尾市の能登観音埼灯台です。

今回の灯台が位置するのは、日本列島から日本海へと突き出すように位置する、魅惑の能登半島。前回、石川県を訪れたのは珠洲市の禄剛崎灯台でした。そのとき感じたのは、独特の“異世界感”が漂っているということ。よく言う“異国間”ではなく、あくまで“異世界感”なんです。

どことなく、不思議な時間と空間感覚に囚われ、ある種のこの世の果て感を思わせる能登半島。果たして、今回はどんな雰囲気を感じることになるのか?それが気になり、表敬訪問の前日、能登観音埼灯台を訪問してみました。

能登観音埼灯台は大正期に建造された灯台で、こじんまりとしたサイズですが、大海原を見つめ、佇むその姿は堂々としています。

灯台があるのは七尾湾の入口。崎山半島の先端で鹿渡島と呼ばれているところになります。昔、鹿が泳いで当たったという言い伝えがあることから、この名がついたそう。能登・気多大社で400年以上も続く奇祭 【鵜祭り】で使われる海鵜は、この鹿渡島から連れられていくものなのだとか。その海鵜を神前で放ち、その動きで吉凶を占います。

また観音崎には小島があるのですが、そこは満潮になると渡れなくなる情緒豊かな場所。しかもその島には小さな社(観音様)があるのです。

翌日の表敬訪問からは石川テレビによる1日密着ロケが行われました。七尾市の不嶋市長を表敬訪問したところ、能登観音埼は出身地であるとのことで、「恋する灯台」を盛り上げていくために、モニュメントや絵馬など、他エリアに負けないような取組を実施したいと、力強いお言葉をいただきました。

翌日の表敬訪問からは石川テレビによる1日密着ロケが行われました。七尾市の不嶋市長を表敬訪問したところ、能登観音埼は出身地であるとのことで、「恋する灯台」を盛り上げていくために、モニュメントや絵馬など、他エリアに負けないような取組を実施したいと、力強いお言葉をいただきました。

表敬訪問を無事終えると、ランチに美味しい漁師丼をいただき、七尾市の伝統工芸である和蝋燭の老舗に立ち寄り、北前文化と海との関わりについて学び、さらにのとじま水族館にジンベイザメを訪ねました。今回も充実の表敬訪問を終えることができました。