「出雲日御碕灯台」は凛々しく超長身!『燈の守り人』キャラクター表敬訪問【島根県出雲市 出雲日御碕灯台】

2022/01/18
全国の灯台の奥深い魅力をオリジナルストーリーとして磨き上げ、キャラクター化するオリジナル・エンターテインメント『燈(あかり)の守り人』。同コンテンツにてキャラクター化された「出雲日御碕灯台」の所在地・島根県出雲市の飯塚俊之市長のもとを「燈の守り人」製作委員会・柴田英知プロデューサーが表敬訪問。2021年12月9日(木)、出雲市役所・市長応接室にてキャラクター贈呈式が開催されました。同コンテンツでは全国灯台文化価値創造フォーラムと共に、歴史・文化資産として地域の灯台を活用する機運を創出する活動の一環として、キャラクター化された灯台の建つ自治体への表敬訪問を展開中です。
 
「出雲日御碕灯台」は、日本古来の神話の縁ある地として知られる出雲市・日御碕に立地します。日本海へ沈む雄大な夕日を望み、石造の灯台では日本一の高さ(43.65m)を誇り、上までに登れる「参観灯台」です。灯台周辺では地元グルメやダンスパフォーマンスを楽しめる「みさきナイトフェスタ」が定期的に行われ、近年は「美保関灯台」(島根県松江市)との間を結んで島根半島を横断する「しまねseaブリッジロード」が制定されるなど、観光スポットとしての「灯台の利活用」の視点からも大いに注目を集めています。
 
 
今回「出雲日御碕灯台」のキャラクター化は、「おこじょ」さんが原案デザインを担当。キャラクターボイス(CV)を声優の乃村健次さんが務めています。誕生日に相当する就任日は、1903年(明治36年)4月1日。身長は197cmと2m近い長身で、表敬訪問での柴田プロデューサーのコメントによると「出雲日御碕灯台のビジュアルが凛々しく素晴らしかったので身長も高めに設定し、黒に金色の素材というデラックスなイメージになるようにデザインさせていただきました」とのこと。好物にも、地元名物「出雲そば」が設定されているのも愛らしいポイントです。
 
柴田プロデューサーは「市のパンフレットや商品開発で町のガイド役として使っていただくなど、ぜひ自由な発想で活用していただいて地域が盛り上がるといいなと思っています」と思いを寄せ、「音声コンテンツを聴いて理解を深めて灯台に足を運んでいただくと、実際に灯台に会えた時の感動がひとしお上がったり、日御碕の神社にも足を運んでみようといったように地域の周遊性をあげる」という側面を説明、灯台が地域の人たちがどうのような歴史を歩んできたのかを綴る竹内さん出演のボイスドラマ「幻想夜話」と、「音声ガイド」の展開・活用ビジョンについても触れました。
 
飯塚市長は、出雲日御碕灯台が重要文化財にも指定される話題に触れつつ「その中で新しいキャラクターを作っていただき、活用させていただけるということは本当にありがたいです」と感謝の思いをコメント。今回の展開と共に「熱源サミット(海の未来を考える催し)の開催や、ジオパーク関連の動きなど、大きな風が出雲市に吹いているのを感じます。その流れの中で最大限このキャラクターを観光振興や様々な面で活用させていただければと思っています」と、出雲の活性化に「守り人」を役立てたい考えを明言しました。
 
島根半島は西端に「出雲日御碕灯台」、東端に先述の「美保関灯台」を有している、海と灯台の魅力にじっくり触れられるスポット。両灯台とも数々の取り組みで訪れる人を楽しませてくれることでも知られています。再び観光が気軽に楽しめるようになりつつある昨今、ぜひ、そんな「海と灯台のまち」をハシゴして、キャラクターにも出会ってもらえたら、旅はもっと楽しいものになるでしょう。