海と灯台プロジェクトが取り組む「海と灯台利活用チャレンジ事業」とは
2025/04/01
一般社団法人海洋文化創造フォーラムが日本財団「海と灯台プロジェクト」の一環として取り組む「海と灯台利活用チャレンジ事業」は、「新たな灯台利活用モデル事業」の関連事業として、2024年度よりスタートしました。
海や周辺地域への興味関心を高めることを目的に、灯台利活用に関する単発の試験的な企画などを広く募集し、灯台利活用の可能性を広げる公募事業です。
【対象となる事業】
海と灯台プロジェクトが取り組む下記3項目の達成に資する事業。
1.航路標識としての役割が変化した灯台の存在意義や継承理由を正しく伝える
2.灯台が果たしてきた地域固有の役割や機能、存在価値を物語化する
3.灯台が持つ多様な価値と利活用の可能性について、戦略的に取り組む
2024年度採択事業
2024年度は、灯台の多様な価値や魅力をいかしたイベント、ツアー、ラジオ配信など、5事業を実施しました。
・「三国 灯台まちあるき」ガイドツアー実施(福井県坂井市 三国防波堤灯台)
三国防波堤灯台がたつ三国港突堤周辺を歩き、日本の夕陽百選に選ばれた絶景と日没とともに点灯する灯台を見ながら、海と灯台を通してまちのなりたちや歴史に触れるガイドツアーをスタートしました。
▼レポート記事
https://toudai.uminohi.jp/report/post-8295/
・「杉作J太郎とリリー・フランキーの『灯台ラジオ』」生放送(愛媛県松山市 釣島灯台)
釣島灯台旧官舎からラジオ番組「杉作J太郎とリリー・フランキーの『灯台ラジオ』」を生放送。釣島灯台と旧官舎の歴史や魅力を発信しました。
▼レポート記事
https://toudai.uminohi.jp/report/post-8289/
・「御前埼灯台150周年記念イベント 風と灯台フェスティバル」開催(静岡県御前崎市 御前埼灯台)
御前埼灯台周辺で御前埼灯台150周年を祝うイベントを開催。来場者と作る1000個の風車で灯台周辺を装飾したほか、灯台を知り、灯台に興味を持つきっかけとなるプログラムを複数実施しました。
▼レポート記事
https://toudai.uminohi.jp/report/post-8311/
・「薩摩長崎鼻灯台イベント」開催(鹿児島県指宿市 薩摩長崎鼻灯台)
薩摩長崎鼻灯台周辺で、同灯台の魅力や役割の発信と、海の豊かさや環境保全の大切さに触れてもらうイベントを開催。「灯台から大切な人に想いを叫ぶコンテスト」、スポーツごみ拾い「スポGOMI」、飲食などのテントブースが並んだマルシェ、海上保安部による制服試着体験や灯台缶バッジ配布、同灯台の特別公開などを行いました。
▼レポート記事
https://toudai.uminohi.jp/report/post-8303/
・「灯台クルーズ×推理ゲーム」モニターツアー実施(広島県尾道市 尾道灯台群)
尾道の歴史的な灯台群を活用した体験型コンテンツの開発に向け、尾道市内で「灯台を海から見るクルージング」と「推理ゲーム(マーダーミステリー)」を組み合わせたモニターツアーを実施しました。
▼レポート記事
https://toudai.uminohi.jp/report/post-8359/
2025年度事業情報
<事業期間>
2025年7月~2025年11月30日(日)
<公募情報>
募集要項などのご案内(海と灯台プロジェクト公式サイト)
https://toudai.uminohi.jp/notification/post-8431/