「灯台ビュッフェ」で幻想的な「いさり火」を眺めよう【島根県松江市 美保関灯台】

2019/08/13

「美保関灯台」は、島根県松江市の東部にある地蔵崎にたたずむ灯台。明治時代の1898年に点灯した山陰最古の灯台で、白い石造りの外観が特徴です。海面からの高さは約83mで、北側には遠く隠岐の島を眺めることもできます。

また、美保関灯台の近くには恵比須神をまつる美保神社があり、参道には江戸時代から残る石畳の通りが歴史の香りを感じさせてくれます。この石畳は水にぬれると淡い青色になり、神秘的な美しさが歩く人々の心をとらえてきました。

美保関灯台は、2018年に「恋する灯台」の認定を受けました。

美保関灯台の隣には「美保関灯台ビュッフェ」もあり、カフェや食事、お酒を楽しむこともできます。雄大な日本海を望む美保関灯台。夕刻になると地域の名産でもあるイカを釣るために漁船が海へ出始め、光に集まる習性をもつイカを船へとおびき寄せるために灯す「いさり火」が海面で幻想的に揺らめき、夏の夜を彩ります。

灯台ビュッフェでは、夏季・週末限定でこのいさり火を眺めながら幻想的なひと時を過ごせる「いさり火カフェ」を営業しています。海面で星のように輝くいさり火を眺めながらコースディナーやアルコールを楽しむ、ぜいたくな時間を過ごせます。

コーヒーやソーダ、フロートなどのドリンクはもちろん、名物の「特製いか丼」に「特製いか飯」(各1,000円)など、新鮮な海の幸もいただけます。

また、アルコール類の提供もあり、一番の名物はカクテル「カメティーニ」(600円)。なんと、美保関でとれた「カメノテ(亀の手)」を使ったカクテルで、グラスにはオリーブのかわりに、亀の手が入っています。

カメノテとは海の岩礁部分に生息する甲殻類の一種で、磯の香りを楽しめる珍味。美保関では漁業関係者など、限られた人だけが味わっている「カメノテ入りカクテル」に、訪れた際はぜひオーダーしてみてください。オープン期間中は、約40席の店内がいっぱいになることも多いといういさり火カフェ。営業日・時間を確認の上、予約を入れたから訪れると安心ですね。

 

「いさり火カフェ」オープン日で海の日でもある7月15日(祝)には、通常は公開していない美保関灯台の一階部分が一般開放されました。

普段は見られない灯台内部の見学に加え、クイズやペーパークラフトのプレゼント、記念スタンプなど、家族連れも楽しめるイベントとなっていて、大勢の人でにぎわいました。美保関灯台では夏季限定の「いさり火カフェ」の他にもライトアップをはじめ、お正月には初日の出鑑賞などさまざまなイベントを実施。訪れるたくさんの人が四季を通じて灯台に親しめる催しを企画しています。