セラピー効果も!?ロマンチックな灯台の「恋するおみくじ」【兵庫県淡路市 江埼灯台】

2019/11/26

淡路島に建つロマンチックな石造りの「江埼灯台」。明治4年(1871年)に点灯した、日本で8番目に古い洋式灯台で、歴史あるこの灯台を訪れたカップルの数を想像しただけで、キュンとした気分になりますよね。

そんな江埼灯台でことし、「恋する灯台」に認定を記念してイベントを開催。灯台の一般公開と、記念バッチと絵はがきがもらえるキャンペーンを行い、大切な人と一緒に訪れる来訪者に大盛況となりました。

江埼灯台にたどり着くには、約200 段の石段を登らなければなりません。道路に面する緑のみちしるべ「江崎公園」は、ちょっと一休み、そして、愛を語らうのにとても素敵な場所になっています。

今回の一般公開には例年の約1.5倍以上、171名が訪れたとのこと。淡路市まちづくり政策課の方によると、これも「恋する灯台」の認定効果だと実感したそうです。当日は地元テレビ局のサンテレビも取材に訪れ、江埼灯台の一般公開の様子が放映されました!

一般公開では、神戸海上保安部の説明に耳を傾ける方、臨時ロマンスステーションに立ち寄る方、灯台をバックに風船オブジェと写真撮影する方など、思い思いに恋する灯台・江埼灯台を楽しむ来場者の姿が印象的だったそうです。

 

臨時ロマンスステーションでは、江埼灯台で撮影した写真をご提示いただいた方に、缶バッチや絵はがきをプレゼント!

最も注目を集めていたのが「恋するおみくじ」という企画。心が温まるようなメッセージが書かれたくじを手に思わず笑みがこぼれる来場者も多かったそうです。

このメッセージを作成したのは関西看護医療大学にて、淡路島のセラピーアイランドに携わる淡路市地域おこし協力隊の斉藤彩代さん。「恋するおみくじ」効果はかなり期待できそうですよね。「新しい自分に出会い 新しいはじまりが…」というメッセージを引いた方、とてもテンションが上がっていたようです。

また、セラピー効果が期待できる島々のスポットも紹介するというサービス付き。恋も癒しも期待できる「恋するおみくじ」なんて、素敵ですよね。

今回のイベントでは、女性同士のグループの姿も目立ったとのこと。新しい恋のはじまり、今の恋の盛り上がりを期待して、女性同士でワイワイ訪れるのもいいかもしれません。

付近の県道31号線は「北淡サンセットライン」と呼ばれ、夕陽がキレイなスポットとしても有名。付近には、明石海峡大橋を眺めながら露天風呂に入れる「美湯松帆の郷」もあるとのこと。ロマンチックな温泉旅行を計画中のカップルには、ぜひチェックしてほしいスポットです。

江埼灯台建築150周年を迎える令和3年には、144周年記念の際にタイムカプセルに投函したメッセージが開封される予定。さらに地元のお土産取り扱い事業者と協力して「恋する灯台プロジェクト」を盛り上げて行こう! という取組を進めているとのこと。今後も、胸キュンなイベントやプロジェクトが期待できそうです。