灯台カレー&断崖ステーキをご賞味あれ 【千葉県旭市 飯岡灯台/いいおか潮騒ホテル】

2019/03/24

昨年11月にこのブログで取り上げた、千葉県旭市の飯岡灯台。昨年の「恋する灯台」認定取得を機に、地元の「いいおか潮騒ホテル」が面白いお食事メニューを打ち出しました。 名付けて「恋する灯台カレー」(1,500円・税別)。 ライスを灯台形に高く高く盛り上げるというシンプルなアイデアですが、横に添えられているのが、飯岡漁港に水揚げされた金目鯛を丸ごと1匹、という贅沢ぶり。カレーソースにも、金目鯛のだしをたっぷり使っているそうです。 同時に、飯岡灯台が建つ刑部岬を起点として東へ伸びる断崖絶壁の「屏風ヶ浦」をイメージした「屏風ヶ浦ステーキ」(1,500円・税別)も提供中。こんがり焼いたステーキを縦にして断崖になぞらえたものです。ステーキソースには付近の海で採れる海藻のコトジツノマタを使っており、ほんのり磯の香りが楽しめるとのこと。 さて、これらはもちろん灯台鑑賞の道すがらにランチやディナーで楽しんでも良いわけですが、せっかくのホテルですから、泊まりがけで楽しむことも考えたいものです。 それというのも、全室オーシャンビューというこのホテルは、九十九里海岸東端の飯岡海岸を一望できるロケーション。飯岡海岸は前回ご紹介した花火大会の開催場所であり、遠浅で波も穏やかな、ファミリーに人気の海水浴場でもあります。そのほか、サーフィンやウインドサーフィンを楽しむ人が訪れるなど、気軽な海遊びにぴったり。太平洋に沈む夕日も美しい! さらにこの飯岡地区は温泉地でもあり、フミン酸を含む黒褐色のナトリウム炭酸水素塩泉が「美肌の黒湯」として人気。このいいおか潮騒ホテルでも入湯料800円で利用することができます(宿泊の場合無料)。 また、海のシーズンにはまだ少し早いですが、ここから車で15分ほどのところには桜の名所である「袋公園」があります。大きなため池の周りの遊歩道を彩る約500本のソメイヨシノはこれからがシーズン。4月上旬の「桜まつり」の期間は、夕方から夜にかけて桜がライトアップされてロマンチック。また、この期間から子供の日までの期間はため池の上を80匹の鯉のぼりが泳ぎます。 加えて飯岡は果物の名産地でもあり、ゴールデンウィークにかけてはイチゴ狩りがシーズン。6月からはメロンが美味しい季節が始まります。もちろん、前回紹介した映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のロケ地めぐりもいいですね。 このように、これからの時期はいつ行っても楽しめる飯岡灯台周辺。このホテルを拠点として周辺のお楽しみスポットをいろいろめぐるミニトリップも、ありだと思いませんか。