新たなラッピングもお披露目!灯台の点灯100周年を祝う記念式典を開催【愛知県美浜町 野間埼灯台】

2021/05/19

愛知県・知多半島の西側にたたずむ野間埼灯台。伊勢湾に沈む美しい夕日が望め、地元では「野間灯台」と呼ばれ、まちの人々に親しまれています。

灯台のそばには「終止符なく永遠に」続くことから五線譜をモチーフにしたモニュメント「絆の音色」が。南京錠を一緒にかけると永遠の恋が成就するというジンクスがあり、モニュメントにはたくさんの南京錠がかかっています。実際に鳴らせる鐘のモニュメント「絆の鐘」もあり、カップルが訪れるなどお出かけスポットとしても人気です。

野間埼灯台の初点灯は大正時代の1921年で、2021年3月に100周年を迎えました。この大きな節目にあたり、3月6日(土)に灯台で記念式典が行われました。

当日は一般客のほか海上保安庁や町の職員なども出席し、野間埼灯台の100歳をお祝いしました。新型コロナウイルス感染症防止のために一部の企画は中止となりましたが、灯台の一般公開は実施されました。普段は上ることのできない野間埼灯台に上れるチャンスとあって、強風で時間が短縮となるなかでも、順次入れ替えを行いながら約70名が灯台の頂上から伊勢湾のパノラマ眺望を楽しみました。

また、ロマンスの聖地である「恋する灯台」にも認定されている野間埼灯台。100周年の節目に、野間埼灯台と恋人たち、そしてモニュメントのモチーフである音楽から音符をあしらった新たなラッピングが施され、こちらのお披露目も行われました。



式典を企画・運営した「美浜まちラボ」では、この野間埼灯台を一般の人も自由に見学できる「参観灯台」にするプロジェクトに取り組んでおり、これからも活動していくとのこと。100年を迎え、次の節目に向けても新たな動きが続いていきそうです。