二つの灯台を同時にライトアップ!映画祭が彩る志摩の夜【三重県志摩市 大王埼灯台&安乗埼灯台】
2022/08/10(写真撮影:#ayoshinori)
三重県の人気観光地・伊勢志摩。そんな志摩半島にあるのが「大王埼灯台」と「安乗埼灯台」で、太平洋をのぞむ半島の東側~南東側にかけての海を見守ってきました。大王埼灯台は、高さ22.5メートルの白亜の姿が灯台らしく印象的。参観灯台であるため一般の見学も可能で、パノラマの景色は一見の価値あり!安乗埼灯台は四角い塔形が特徴で、周辺は「安乗岬園地」として整備されておりレジャーや休憩スポットとしても人気。もちろん、安乗岬からのぞむ美しい海も人気の秘密です。
そんな二つの灯台が、2022年の夏に同時開催イベントを実施!(大王埼灯台 写真撮影:#ayoshinori)
大王埼灯台と安乗埼灯台を同じ色にライトアップするという連動イベントで、「海の日」前日でもある7月17日に行われました。
志摩の夜空に浮かび上がるブルーの灯台が、なんとも涼しげ!(写真撮影:#ayoshinori)
大王埼灯台では夜間参観と、有志団体によるキャンドルナイトや、初開催となる映画上映イベント「大王星空映画祭」も実施されました。(写真撮影:#ayoshinori)
「大王星空映画祭」は大王埼灯台の北側にある波切(なきり)神社で行われ、13時からは地元を舞台とした計3本の映画を上映。鳥居のそばに設置された竹あかりの光をたよりに、多くの人が訪れました。(写真撮影:#ayoshinori)
さらに19時からは神社以外のスポットも上映場所に加わって名作映画が上映され、大王埼の夜に彩りを添えました。(写真撮影:#ayoshinori)
通常は昼間にしか見学できない大王埼灯台も、この夜は特別に公開。「普段見ることができない景色を楽しめてよかった!」との声もありました。
志摩市によれば、今後もこの二基の灯台によるコラボレーションの計画は継続して行われる予定で、2023年4月には安乗埼灯台が150周年を迎えるため、また連動したイベントを企画していきたいとのこと。(写真撮影:#ayoshinori)
ともに志摩の海の安全を守る二つの灯台。これからも仲良く、地元の人に親しまれていくことを願っています!