全国で5万人以上が参加!「海と灯台ウィーク2023」、各地の盛り上がりをレポートします

2023/12/21

11月1日(水)から8日(水)まで実施した「海と灯台ウィーク2023」は、盛況のうちに終了いたしました。期間中は各地の灯台でさまざまな取り組みや催しが行われ、全国的な盛り上がりを見せました。各地の盛り上がりの様子をご紹介します。

「海と灯台ウィーク」とは
日本財団「海と灯台プロジェクト」を運営する一般社団法人 海洋文化創造フォーラムが、日本財団や海上保安庁、全国57の「海と灯台のまち」参画自治体、企業などとともに、灯台の魅力発信イベントや灯台オリジナルグッズのプレゼント、SNS投稿キャンペーンを展開する8日間です。

【実施内容】


1 全国50か所以上で「海上保安庁」との連携イベントを開催
 

全国50か所以上の灯台で、海上保安庁主催による一般公開や灯台に関する展示、講話等のイベントが実施されました。

このうち、三木埼灯台(三重県尾鷲市)では11月1日の灯台記念日に合わせ、灯台内部の一般公開を行いました。海抜150メートルから見下ろす熊野灘の絶景に目を奪われる来場者が多く、灯台について興味深げに訪ねる人もいました。

 

伊王島灯台(長崎県長崎市)では11月3日(金・祝)に一般公開を行い、熱心な灯台ファンや写真愛好家をはじめ、大勢の人が訪れました。天候にも恵まれ、昼から夜へと変化していく長崎港岬の美しい情景やさまざまな催し物を楽しむ人々でにぎわいました。

【関連記事】全国各地で実施した海上保安庁との連携イベントの模様をお伝えします~「海と灯台ウィーク2023」

 

2 全国10か所で地域と連携した灯台PRイベントを開催

「灯台を通じた地域の新しい魅力づくり」を目的に、地域の人々や企業、放送局、自治体などの協働によるさまざまな灯台PRイベントを全国10か所で企画・実施しました。

このうち、愛知県知多郡美浜町の町づくりや「野間埼灯台登れる化プロジェクト」を行う野間埼灯台ポータル化実行委員会は11月3日(金・祝)と4日(土)、「野間埼灯台 灯台の日イベント」を実施しました。

灯台一般公開や灯台を活用したプロジェクションマッピング、灯台バルコニーからのお菓子まきなどのユニークな催しのほか、一般公募全27組の中から選ばれた「現代版 灯台守」2人のお披露目式典が行われました。

現代版 灯台守は、日本財団「海と灯台プロジェクト」から活動費の支給を受け、野間埼灯台を中心とした新事業・新サービスの創出などを目的に活動します。11月4日から同町での活動を始めた仙敷裕也さんと佐々木美佳さんは「現代版 灯台守として野間埼灯台を中心とした地域活性化に取り組み、美浜町全体を照らしていきたい」と意欲を燃やしています。

また、海洋ごみ対策などに取り組む一般社団法人海と日本プロジェクトin秋田県は11月4日(土)、秋田県男鹿市で「入道埼灯台フェスティバル」を実施しました。

当日は灯台を一般公開し、秋田海上保安部の協力で普段は立ち入りできないレンズ室にも入室。灯台の光を遠くまで届ける役目を果たす「フレネルレンズ」を間近で見学し、人数限定のフレネルレンズ清掃会も行いました。

灯台の周囲には、ドーム型テントとキッチンカーを利用した屋外レストランをオープン。焚き火台も設置し、揺らめく炎で暖をとりながらのんびり灯台を眺める癒しのひと時を提供しました。夕方からは灯台のライトアップや灯台からのレーザーマッピングを行い、壮大な音楽とともに幻想的な世界を演出しました。

 

3 「海と灯台ステーション」でのポスター掲示&6100個の灯台缶バッジ配布

日本財団「海と灯台プロジェクト」に参画する「海と灯台のまち」57市町村に「海と灯台ステーション」を開設し、そのまちの灯台の写真を盛り込んだPRポスターを掲出するとともに、来訪者に灯台オリジナル缶バッジを配布しました。缶バッジはそのまちの灯台をシルエットと精細な線で表現したデザイン(全61種類)で統一感を持たせつつコレクターアイテムとしての要素を加味しました。

三重県志摩市の「海と灯台ステーション」には、市内にある2つの灯台(大王埼灯台・安乗埼灯台)を巡る行楽客や灯台ファンが大勢訪れ、「缶バッジを目当てに来た」と話す人も。灯台ごとに異なるデザインのポスターも好評でした。

島根県松江市の「海と灯台ステーション」には、島根半島の東端に位置する山陰最古の石造灯台「美保関灯台」と半島の西端に近い出雲大社を巡る観光客が多く訪れ、100個限定で配布した缶バッジが2日間でなくなってしまうほどのにぎわいを見せました。

缶バッジ18種類を集めた名古屋市在住のバイク愛好家「Ragdomezegis」さんは、「多くの灯台は岬の先端にあり、そこから海に目をやれば絶景が広がります。灯台の周囲も建物などがなくて見晴らしがよく、灯台を含めた岬全体の風景も好きです」とツーリングの立ち寄り地としての灯台の魅力を語ってくれました。昨年も缶バッジ13種を集めており、2年間で全61種の過半数を制覇したことに。「1年に約1週間しかチャンスがないので、全61種を集めるには最低でもあと4年はかかると思いますが、全国を巡って絶対に全部集めます!」と力強く宣言しています。

 

4 X(旧Twitter)で「灯台っていいよね! 投稿キャンペーン」に多くの反響


灯台ウィークに先立ち10月16日(月)から、歴史、建築デザイン、周辺の自然とともにある絶景など、さまざまな視点から見た灯台の魅力をX(旧Twitter)で募集するSNSキャンペーンを実施しています。灯台の魅力を表現する方法は、クチコミ(テキスト)、写真、イラスト、短歌など、なんでもOK。全国からたくさんの反響があり、11月27日時点で236件の投稿が寄せられています。

 


「める*🐠」さんは、灯台を描いた絵を投稿してくださいました。どれも温かみのある素敵な作品です。灯台と海をモチーフにしたドローイング作品も80枚ほど描いているそう。灯台は、ひとつひとつに様々な歴史とストーリーがあることが魅力の一つだとおっしゃっています。
https://twitter.com/MerUsagi06/status/1717823163936211332


「十思(とし)」さんは、四国の西端、佐田岬半島の先端に建つ「佐田岬灯台」(愛媛県伊方町)を訪ねた際に撮った写真4枚を投稿してくださいました。日没の少し前、点灯直後にだけ見られる電球がエメラルドグリーンに輝く瞬間や、海が夕日を映して輝く「オレンジロード」と灯台、灯台擬⼈化プロジェクト『燈の守り⼈』の佐田岬灯台のアクリルスタンドと今回配布した灯台缶バッジを並べた写真など、さまざまな「灯台の楽しみ方」を表現した素敵な写真ばかりです。
https://x.com/o_tosi_yori/status/1721862984212074854?s=20

 


「E UO」さんは、「江埼灯台」(兵庫県淡路市)を紙粘土で再現した作品に「パパ作」のキャプションを付けて投稿してくださいました。江埼灯台は、「日本の灯台の父」と呼ばれるイギリス人技師ブラントンが設計し、日本で8番目の洋式灯台として明治4(1871)年に初点灯した石造りの灯台。ホールケーキを半分に切ったような独特の曲線美と重量感あるフォルムが紙粘土で精巧に表現されています。
https://x.com/osakana_photos/status/1722822509022826562?s=20

このSNSキャンペーンは12月31日(日)まで継続中。終了後、抽選で20名様に灯台関連グッズをプレゼントします。キャンペーンの詳細はこちら
https://toudai.uminohi.jp/toudai-week2023/#campaign

海と灯台プロジェクト 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/umi_toudai

 

5 異業種・異分野の有識者らが「海と灯台との未来」を語り合う「海と灯台サミット2023」開催


灯台の奥深い魅力や新たな可能性について、異業種・異分野の有識者や灯台利活用に取組む団体や個人などさまざまな立場の人が集い、多様な視点から語り合う「海と灯台サミット」を11月4日(土)、東京ポートシティ竹芝(東京都港区)にて開催しました。

詳しい内容はこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002184.000077920.html

「海と灯台サミット」第一部シンポジウムのアーカイブ映像は、Youtubeでご視聴いただけます。
▼「海と灯台サミット」Youtubeアーカイブ配信URL
https://onl.tw/7dtb92n