灯台の新たな価値創造と地域の伝統文化を次世代へつなぐ沢崎鼻灯台の取り組み発表が動画公開されました

「海と灯台プロジェクト」を推進する一般社団法人海洋文化創造フォーラムは、2024年2月14日（水）、灯台利活用に取り組む全国11地域の事業担当者らが今年度の取り組みや今後の展望を発表する「海と灯台プロジェクト2023 成果報告会」を開催しました。

沢崎鼻灯台（新潟県佐渡市）の利活用を考える「さど探究プロジェクト」は、灯台と地域の新たな魅力や価値の創造に向けて今年度実施した取り組みの結果や今後の展望について発表しました。

少子高齢化による集落の文化継承の危機や、観光資源があるにも関わらずそれを活かしていないなど、沢崎集落が直面する地域課題を解決すべく、「地域の魅力」と「課題解決」をテーマにした「ミッション型灯台キャンプ」を企画。キャンプ地の整備や、参加者募集から体験提供までの仕組み作りを行い、2023年9月、外部からの参加者が灯台下でキャンプをしながら、沢崎集落の伝統行事『沢崎まつり』の担い手として祭りを成功に導くことをミッションとしたプログラム「灯台キャンプ×沢崎まつり」を行いました。

コンテンツの磨き上げと、地域事業者を実施主体とする担い手を擁立することができたことから、当取り組みは2024年度以降、自走可能となるとのこと。また、佐渡は地域毎に特色があり、シンボルとなる灯台も点在していることから、地域密着型のストーリー性を持った「灯台×地域資源」プログラムを灯台毎に展開できるのではと考えているとのことです。

詳しくは動画をご覧ください。