灯台カフェの営業に向け、地元高校生がイベント会場でモニター営業【愛媛県伊方町 佐田岬灯台】

2024/10/04

官民で構成する佐田岬灯台利活用推進コンソーシアムは、高校生主体で準備を進めている佐田岬灯台(愛媛県伊方町)周辺でのカフェ「せんたん珈琲」の展開に向けたモニター営業を9月21日(土)に実施しました。日本財団「海と日本プロジェクト」の一環である「新たな灯台利活用モデル事業」の助成を受けた「佐田岬灯台利活用推進プロジェクト」の取り組みのひとつです。

同コンソーシアムは愛媛県立三崎高等学校と連携し、佐田岬灯台に関わる人材を育てる「燈人(あかりびと)育成プログラム」を推進しています。具体的な取り組みとして、灯台官舎跡地を活用した「灯台カフェ」構想を高校生主体で進めており、今回のモニター営業は構想の実現に向けた試験営業の位置づけです。

7月に開催したワークショップで、愛媛県内複数の絶景スポットで屋外カフェを営む有限会社アルテフィーチェの戸田英清さんから「灯台カフェ」の心得を学んだ高校生たち。「せんたん珈琲」の屋号も生徒たちが考案しました。佐田岬の「先端」、新たなチャレンジという意味での「尖端」などの思いを込めたそう。

当日は伊方町内で行われたイベント「イロドリフェス2024」に出店し、コーヒーやみかんジュース、佐田岬灯台のエメラルドタイム(※)をモチーフにしたパフェなど5品目を販売。目標を大きく上回る販売数となりました。今後は11月4日(月・祝)開催の「渚のエメラルドマルシェ」での本営業に向けて引き続き準備を進めると共に、灯台カフェの可能性を佐田岬灯台から全国に発信していきたいとしています。

イベントの詳しい様子はPR TIMESの記事よりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002931.000077920.html

※佐田岬灯台で使われているメタルハライド電球の点灯直後、エメラルドのような緑色の光を放つ数分間のこと