カムイの光が照らす海と星空の聖域を訪ねる「ナイトツアー」【北海道積丹町 神威岬灯台】

2024/10/21

日本財団「海と日本プロジェクト」の一環である「新たな灯台利活用モデル事業」の助成を受けたイベント「神威岬灯台プレミアムナイトツアー」が9月21日(土)・28日(土)、北海道積丹(しゃこたん)町の神威岬灯台で開催されました。

積丹町の地域振興に取り組む「積丹町地域活性化協議会」が、普段は立ち入りできない「夜の神威岬」を訪ねる特別なツアーとして企画しました。

日本海に突き出た神威岬は、周辺に多くの暗礁があり、常に強風や高波が起きることから海の難所として知られていた場所。昭和35(1960)年に無人化されるまでは「灯台守(とうだいもり)」が常駐し、冬は雪に閉ざされる過酷な環境の中で灯台を維持管理していました。

今回のツアーでは、神威岬駐車場から神威岬灯台がある岬の突端まで約1.2kmの道のりを、ガイドの解説を聞きながらゆっくり1時間かけて散策。神威岬自然公園内の施設で保存・展示している貴重な第一等不動レンズを見学したのち、神威岬灯台が点灯する瞬間や、夕暮れから満天の星空へ刻々と変化していく岬の景色を堪能しました。

同協議会は今後、「神威岬灯台プレミアムナイトツアー」を町の新たな体験として定番化していきたいと検討しているとのことです。

イベントの詳しい様子はPR TIMESの記事よりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002945.000077920.html