高校生が運営する灯台カフェ「せんたん珈琲」に遠方からも来店【愛媛県伊方町 佐田岬灯台】

2024/11/26

日本財団「海と日本プロジェクト」の一環である「新たな灯台利活用モデル事業」の助成を受けたイベント「渚のエメラルドマルシェ」が11月4日(月・祝)、愛媛県西宇和郡伊方町の佐田岬灯台周辺で開催されました。

地域の企業や団体、高校などと伊方町でつくる「佐田岬灯台利活用推進コンソーシアム」の主催。かつて灯台守が住んでいた官舎の跡地と佐田岬灯台を活用し、飲食物の販売や松山海上保安部の協力による灯台一般開放などを行いました。

なかでもひと際にぎわいを見せたのが、地元の愛媛県立三崎高校の生徒たちによる灯台カフェ「せんたん珈琲」の営業。佐田岬灯台に関わる人材(燈人:あかりびと)育成プログラムの一環として7月にプロジェクトが立ち上がり、プロの指導を受けながら9月には町内のイベントでモニター営業を実施。そこで分かった課題の改善に取り組み、「本番」となる今回のイベントに臨みました。

営業開始に合わせて「せんたん珈琲」のブースに次々とお客さまが訪れ、中には佐田岬灯台の開放と「せんたん珈琲」の取り組みを知って神戸市から訪れてくださった方も。17時の営業終了までほぼ途切れずに注文が続き、合計で約100杯の飲み物を販売することができました。

お客さまからは「今まで何もなかった灯台の周りでおいしいコーヒーが飲めて感動した!」「活用が難しい場所での営業に高校生がチャレンジしているのを見てぜひ応援したい!」など、うれしい声をたくさんいただきました。

イベントの詳しい様子はPR TIMESの記事よりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003076.000077920.html