塩屋埼灯台と生きた人々の「人生の物語」を描く演劇、ダイジェスト版を公開
2025/10/07
塩屋埼灯台(福島県いわき市)と灯台守の歴史、灯台と共に生きた人々の思いを描いた演劇「『わたしの人生の物語、つづく。』塩屋埼灯台編」のダイジェスト版動画が公開されました。
演劇を制作したのは、塩屋埼灯台を活用した地域振興などに取り組む「塩屋埼灯台活性化プロジェクト実行委員会」。海と灯台プロジェクト「海と灯台利活用チャレンジ事業」の助成を受け、いわき市を拠点に活動する劇団ごきげんようが制作を担当しました。同劇団は、各地で人々の「人生の物語」を取材し、それを俳優が演じて届ける独自の手法を用いており、今回の作品も灯台守の家族や地域住民、震災後の復興に携わった人々など、多様な視点から“灯台と共に生きた人生”を丁寧に描き出しています。

今回公開された動画には、上演のダイジェストとともに、出演者や取材協力者へのインタビューも収録されており、明治から震災を経て今日まで、灯台の光が地域を見守ってきた年月がリアルに伝わってきます。また、灯台を「幸せのローソク」と語る地元住民の言葉も紹介され、灯台が地域の希望の象徴として愛されていることを感じさせます。

灯台を通じて地域の記憶と希望をつなぐ演劇の記録を、ぜひご覧ください。
劇団ごきげんよう『わたしの人生の物語、つづく。』塩屋埼灯台編 インタビュー&ダイジェスト
