初島灯台で「リアル宝探し」を通して灯台を学ぶ新たな観光体験を実施しました

2026/03/05

初島灯台(静岡県熱海市)を活用した観光コンテンツ開発に取り組む「灯台観光ツーリズムコンテンツ化推進コンソーシアム」は、2025年10月25日から11月3日まで、同灯台をテーマとしたリアル宝探しイベントを実施しました。

年間約22万人が訪れる初島において、全国に16基しかない「のぼれる灯台(一部を除き、通年で灯台内部やバルコニーを一般公開している灯台)」のひとつである初島灯台の参観者数は、来島者の約10%にとどまっていました。

そこで同コンソーシアムは、島全体を舞台とした周遊型コンテンツとして宝探しイベントを企画し、灯台参観者数の増加につながる導線づくりを試みました。参加者は「遭難しかけた船乗りが灯台の光に導かれて命を救われた」という物語を手がかりに島内を巡り、初木神社、初木公園、初島灯台の3か所に設けられた宝箱を探します。

最後の宝箱は灯台上部に設置し、実際に灯台にのぼる体験と360度の景色を楽しめる演出としました。さらに、灯台に隣接する資料展示館の展示内容も謎解きに取り入れ、学びの要素を加えました。

今回準備した参加冊子1,000部はすべて配布され、開催期間中の灯台参観者は前年同期間比で144人増加し、回答者の約75%が「初めて灯台を訪れた」と回答しました。満足度は約95%、再来訪意欲は約80%と高い結果となり、灯台観光における体験型コンテンツの有効性が確認されました。

同コンソーシアムは今回の成果を踏まえ、継続的な仕組みづくりを進めることで、初島灯台のみならず他地域の灯台への誘客にもつなげていきたいとしています。

リンク
初島灯台を舞台にしたリアル宝探しイベント効果検証レポート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000466.000161057.html