2025年度「新たな灯台利活用モデル事業」大間埼灯台の取り組み成果を公開

2026/04/03

青森県大間町の大間埼灯台利活用コンソーシアムは、「日本一おもしろい灯台クルージングの開発と収益化」の成果と今後の展望を公表しました。本事業は、海と灯台プロジェクトが推進する「新たな灯台利活用モデル事業(2025年度)利活用コース」の助成を受けて実施したものです。

同事業では、船でしか行けないという大間埼灯台の地理的なハンデを逆手に取った漁船クルージング「灯台ウォッチングクルーズ」を持続可能な体験コンテンツに育てるため、運営・宣伝・販売体制の整備やオリジナルグッズの開発・販売を行いました。実際に行われたクルーズの参加者アンケートでは、全員が「とても満足」と回答。非日常体験プログラムとして高い評価を得た一方、欠航率が50%となったことや、集客の時期・方法、参加条件の設定など、さらなる検討の必要性が分かりました。

また、灯台守経験者をガイドに、下北半島にある大間埼灯台と尻屋埼灯台の2つの灯台を巡り、灯台守ゆかりの民宿に泊まる「灯台ディープツアー」を企画。当日は天候に恵まれなかったため、クルーズ等の体験プログラムは見送りとなりましたが、結果として、参加した灯台ファンとガイドとの間に交流が生まれ、ファンコミュニティを形成するという成果がありました。このことから、天候に左右されない「ファンミーティング」のような企画の需要や、ツアーのターゲット層が体験に求めている価値が明らかになりました。

今年度の体験コンテンツ完成を受け、今後は、クルーズ運航計画の見直しやSNSを通じたファンコミュニティの形成、夏休みのファミリー層をターゲットにした広報活動の強化を進める計画です。これらの取り組みを通じて、本クルーズを「大間のマグロ」と並ぶ体験型コンテンツとして定着させることを目指すとしています。

詳しくは下記リンク先をご覧ください。

成果報告書(PDF)

▼報告動画