犬吠埼灯台を中心に銚子ジオパークで地球を体感する「犬吠埼灯台ジオツアー」、地理女netが2024年3月に開催
2023/12/11
「世界灯台100選」に選出され、国の重要文化財にも指定されるなど、日本を代表する灯台として知られる犬吠埼灯台（千葉県銚子市）を中心に、灯台と銚子ジオパーク、銚子の歴史的な街並み、江戸時代に花開いた醤油文化などを楽しむ街歩きイベント「犬吠埼灯台ジオツアー」が2024年3月2日（土）に開催されます。
地理を女性の視点から盛り上げ、地域活性化につなげることを目的に活動する団体「地理女net」の主催。同団体代表で日本地理学会員の森順子さんが、11月4日（土）に東京都内で開かれた海と灯台の未来を有識者らが語り合うイベント「海と灯台サミット2023」のシンポジウムに登壇したことをきっかけに生まれた企画です。
このシンポジウムで森さんは「灯台と、それが立つ場所の地形や海・川などとの関係性は非常に興味深い。灯台のロケーション価値を高めるには、街歩きとの親和性が高いのでは」と提言。自らの提言に基づき、都心からアクセスしやすく、地形・歴史・地理を活かした人の営みなどを多角的に学べる銚子ジオパークと犬吠埼灯台を訪ねるツアーを企画しました。
当日は12時に銚子駅に集合し、銚子電鉄で犬吠埼灯台へ。灯台の歴史や銚子ジオパークの地形を見学します。その後、江戸時代に開かれた古い漁港を散策し、銚子ならではの醤油 「ひ志お (ひしお)」 の店で醤油文化を学びます。17時45分頃解散予定。参加費は3,300円（犬吠埼灯台参観料込み）。参加者には、日本の灯台の歴史と文化を体系的にまとめた書籍「海と灯台学」（日本財団 海と灯台プロジェクト 著）がプレゼントされます。定員20名。
参加申し込みは下記リンク先にて受け付けています。