「角島灯台」は、剣の柄はフレネルレンズがモチーフ!『燈の守り人』キャラクター表敬訪問【山口県下関市 角島灯台】

2022/03/29

全国の灯台の魅力を掘り下げ、オリジナルストーリー作成の下キャラクター化するエンターテインメント「燈の守り人」。全国灯台文化価値創造フォーラムは同プロジェクトと連携し、灯台の新たな歴史・文化価値を創出する活動を推進しています。今回はその活動から、2021年11月17日(水)、新たにキャラクター化された「角島灯台」が建つ山口県下関市で行われた表敬訪問&キャラクターの贈呈式の模様をお届けします。

日本海側の灯台では初の大型灯台となる角島灯台。日本に2基ある無塗装の灯台の一つで、日本に5基しかない第1等フレネルレンズを有し、歴史・文化的価値も高く、常時一般公開されている「参観灯台」でもあります。

今回、守り人としてキャラクター化された「角島灯台」は、原案デザインを「yuzuco」さんが担当。1876年(明治9年)3月1日に就任し、身長は174㎝。好物は地元の特産品のうに、声優の置鮎龍太郎さんがキャラクターボイスを担当しています。

キャラクター贈呈式では、下関市の前田晋太郎市長を「燈の守り人」製作委員会の柴田英知プロデューサーが表敬訪問。前田市長は「角島灯台を選んでいただき大変嬉しいです。地元の方々が非常に喜ぶと思いますし、これから観光客の方々に知っていただいて灯台を目指して来ていただけるように下関市としても取り組んでいきたいと思っています。
今後マンガやYouTubeなどいろいろな媒体を通して、若い人たちやサブカルチャーが好きな方々などに知っていただき下関を訪れるきっかけになってくれることを期待します」とコメントしました。

一方、柴田プロデューサーは「角島灯台は白亜の灯台として名を馳せているので、白い灯台が映えるように黒を基調にデザインさせていただきました。持っている剣の柄の部分はフレネルレンズをモチーフにしています。下関市を訪れた時に『こんなところにもキャラクターがいる!』と楽しんでもらえるぐらい、下関市に入ったところから角島に至るまでのいろんな場所で活用していただいて、音声コンテンツ等も聞きながら角島灯台まで足運んでいただけると嬉しいです」と思いを語りました。

今後、灯台のガイド音声やグッズ化など多角的に「守り人」が、下関で活用されることを期待したいと思います! オリジナル音声ストーリー「燈の守り人~幻想夜話~」もあわせてチェックしてみてください。