「燈の守り人 鴎島灯台」は、にしんそばが大好物!キャラクター紹介&贈呈式レポート【北海道江差町 鴎島灯台】
2022/04/10全国の灯台の魅力を掘り下げ、オリジナルストーリー作成のもとキャラクター化するエンターテインメント「燈の守り人」。全国灯台文化価値創造フォーラムは同プロジェクトと連携し、灯台の新たな歴史・文化価値を創出する活動を推進しています。今回はその活動から新たにキャラクター化された「鴎島灯台」の紹介と、2月21日(月)1、同灯台が建つ北海道江差町で行われたキャラクターの贈呈式のレポートをお届けします。
江差町は、かつてニシン漁や交易で賑わいを見せた港町。鴎島灯台は1889(明治22)年に初点灯、灯台の高さは12m、灯りの高さは36m。町の沖合500mに浮かぶ鴎島の航路標識として設置されました。現在、灯台の外側は自由に登れる展望台としてスポット化しているほか、2021年より灯台周辺でアウトドアイベント「かもめ島マリンピング」(海を望みキャンプやグランピングを楽しむ催し)も実施。2022年4月よりテレビアニメ「サザエさん」のオープニングにも登場し、注目を集めています。
今回、贈呈された「灯の守り人 鴛泊灯台」(声:竹本英史さん)は、「Wizリー」さんが原案デザインを担当。身長190㎝と長身で、「にしんそば」が好物。贈呈式では江差町を訪れた「燈の守り人」製作委員会の柴田英知プロデューサーによると「気は優しくて力持ちというイメージで作られたキャラクター」とのことです。
贈呈式では、照井誉之介町長が「このキャラクターができたことで、町のシンボルとしての鴎島がよりいっそう皆さんに親しまれるスポットになるのではないかと期待しています」と喜びと今後の活用への思いをコメントしました。
今後は灯台のガイド音声の普及、パネルの設置などからキャラクターの活用が期待されます。なお、「鴎島台」が登場するオリジナル音声ストーリー「燈の守り人~幻想夜話~」も公開中ですので、ぜひ耳を傾けてみてください。