「みさきナイトフェスタ」春、夏、秋の実施で、縁結びの聖地の「恋する灯台」認知度も来場者もアップ!【島根県出雲市 出雲日御碕灯台】

2020/03/17

「出雲日御碕灯台(いずもひのみさきとうだい)」は、島根県の「日御碕」に位置する石造りの灯台として日本一の高さ(43.65メートル)を誇る灯台。岬の西端からは美しい夕日を眺めることもでき、観光客からも人気のスポットです。

 

同じ出雲市内には縁結びの神社としても有名な出雲大社があり、2017年には「恋する灯台」に認定されました。

出雲日御碕灯台では灯台を訪れる人にもっと楽しんでもらうべく、「みさきナイトフェスタ」というイベントを、季節毎に定期開催。「灯台へ行こう」でも「みさきナイトフェスタin SUMMER」の取組を報告させていただきました。

そして、昨年11月2日「みさきナイトフェスタ in AUTUMN」が行われ、およそ2,000人の地域住民や観光客が訪れました。

この日は11月1日の「灯台の日」にちなんで、出雲日御碕灯台が入場無料で一般開放され、子どもたちやカップルも記念撮影に参加。

この日のみさきナイトフェスタは太陽が沈み始める時間15時からスタート。

子どもも楽しめる豪華賞品つきの謎解きラリーやナイトマーケット、また灯台の前には特設イベントステージもあり、さまざまなパフォーマーが観客を楽しませていました。

ナイトマーケットは地元の商店やレストランによる出店で、地元名産の食材を使ったフードメニューやドリンク、ハンドメイド雑貨の販売が行われていました。

マーケットでは、出雲のソウルフードとして有名な「バラパン」も販売。出雲の夕日をモチーフにしたスペシャルな「夕日バラパン」も取り扱われていました。

日が沈んで夜が訪れると、いよいよ灯台がライトアップ。

昼間に行われていた謎解きラリーの商品をめぐる抽選会が行われ、参加者も大いに盛り上がります。

 

 

出雲日御碕灯台のライトアップは、左右から異なる色で照らすことができ、みさきナイトフェスタではカップルを対象にしたライトアップイベントが行われます。

 

 

自分のスマートフォンから色を選び、自由に灯台の色を変えられるイベントは大人気。思い思いの色に染め上げた灯台をバックに、記念撮影をするカップルの姿も。

参加したカップルからは「日が沈む聖地での幻想的なライトアップに参加できて光栄です。点灯前に二人でイメージしたとおりの色が出てよかったです。これからも、二人で仲良くやっていきます!」というコメントもありました。

主催者によると、日御碕の夜の魅力向上と、訪れた人に長く楽しんでもらうために始まった「みさきナイトフェスタ」。「SPRING」「SUMMER」「AUTUMN」の3回を通して認知度も上昇し、来場者数も増えて人気イベントになりつつあるそうです。

2020年以降も、週末や七夕・海の日・いい夫婦の日・クリスマスなど、“海”と“恋人”にゆかりのある日などにはライトアップを行い、多くのカップルや家族連れに出雲日御碕でゆったり過ごす時間を提供していきたいとのこと。

出雲を訪れた際には、ぜひ出雲日御碕灯台で夕日を眺めたり、ライトアップされる灯台を眺めたりと、素敵な時間を過ごしてみてくださいね。