「恋する灯台」でサザエ&富士山の絶景GET! 城ケ島すすき祭り【神奈川県三浦市 城ヶ島灯台】

2019/10/28

神奈川県三浦半島の最南端に浮かぶ城ヶ島は、周囲約4km、東西約1.8km×南北約0.6kmのひし形をした神奈川県最大の自然島です。西側の高台には「城ヶ島灯台」、そして東側の岩場には「安房埼灯台」という全国でも珍しい“ペア灯台”が建ち、2016年にはそろって「恋する灯台」に認定されました。

グルメや観光など、海と陸それぞれに大自然の恩恵を受ける三崎三浦は、「城ヶ島の雨」「まちぼうけ」などの作詞で知られる詩人・北原白秋が生涯愛した地でもあります。

城ヶ島では、白秋の功績を称え顕彰するお祭りを毎年7月から11月に開催。7月の「碑前祭」を皮切りに、白秋の足跡をたどるイベントやお祭り、特別展、短歌&俳句大会など約4か月間にわたりさまざまな催し物が行われます。

そのうちの1つ、「第42回みさき白秋まつり すすき祭り」が9月28日に行われました。

目玉企画は「恋する灯台」城ヶ島灯台を訪れるスタンプラリー、灯台の一般開放、そして「城ヶ島特産サザエの壷焼き」(合計1000個・150kg)の配布の3つ。城ヶ島灯台をはじめ島内のさまざまなエリアを訪れたくなる仕組みが施されている、カップルで島を巡るのにはもってこいの企画です。

スタンプラリーの設置場所は「城ヶ島灯台」はもちろんのこと、「渡船乗り場」「城ヶ島公園」「白秋記念館」「みはらし広場」の5カ所。指定のスタンプを押すと島内共通商品券(当日利用限定)などがもらえる抽選ができ、カップルは「商品券で一緒のおいしい島グルメを!」と気合が入るはず…!

城ヶ島に訪れたら特産のサザエが食べたいという方も多いはず。お祭りでは地物サザエの壷焼きが振舞われましたが、その試食の「整理券」配布が行われたのはスタンプラリーの設置場所の灯台・渡船・公園エリアの3カ所!

スタンプラリー&サザエどちらも対象となった「恋する灯台」城ヶ島灯台では、内部見学のほか制服&ウエットスーツを試着しての記念撮影ができる一般開放が行われました。

灯台が建つ高台は、“相模湾越しの富士山が見られるベストビューポイント”。さらに高い位置にある灯台から見る相模湾&富士山は、一般開放でしか見られない絶景です。「恋する灯台」の上から見る絵画のような美しい景色は、きっと恋する2人の素敵な思い出となったことでしょう。

この日は好天にも恵まれ、企画に参加した1300人のほか、お祭りに足を運んだ大勢の人々が城ヶ島の秋を満喫しました。