「恋する灯台」もデザイン!子年に「記念スタンプ&日本酒」で鼠ヶ関をPR【山形県鶴岡市 鼠ヶ関灯台】

2020/01/27

山形県鶴岡市きっての景勝地・弁天島に建つ鼠ヶ関灯台。地名に干支の“ねずみ”が入った「鼠ヶ関」で、この度“記念スタンプ”と“日本酒”を制作。その印影とラベルには、「恋する灯台」鼠ヶ関灯台もデザインされています。

 

鼠ヶ関自治会の五十嵐伊都夫会長によると、これまでも12年に1度の子年には伝統工芸品「笹野一刀彫」の置物や文鎮など、ねずみを象った様々なアイテムを販売して鼠ヶ関のPRを行ってきたそう。

 

そして令和最初の子年となる今回の目玉の1つは「記念スタンプ」。外枠にはキャッチフレーズ「鼠ヶ関 あそぶ・たべる・海のまち」があしらわれ、中央には鼠ヶ関を代表する3つの見どころが文字と絵柄で描かれています。

では見どころの三カ所をご紹介しましょう。

まず1つ目は我らが「恋する灯台」です。五十嵐会長によると「鼠ヶ関を象徴する新しい存在として、“恋する灯台”を盛り込んだ」そう。今回のデザインに描かれた灯台は、自治会が地元のデザイナーに発注し、一から書き起こしてもらったという力作!

また2つ目は「弁天島」。鎌倉時代、源頼朝から追われた義経が上陸したという伝承が残る、歴史ロマンの島です。今では「恋する灯台」の建つ先端まで遊歩道が整備され、美しい夕陽が見られるスポットして鼠ヶ関の観光スポットの1つとなっています。

 

そして最後は「念珠の松」。山形県の天然記念物に指定されていて、まるで龍が天に昇っていく姿を思わせるような、20メートルにも及ぶ“臥龍型”の見事な黒松です。世界的に高名な造園家・中島健氏による美しい「念珠の松庭園」には、県外からも大勢の愛好家が訪れるのだとか。

なおこの記念スタンプは、公民館(黒色)、鼠ヶ関郵便局(赤色)、鮨処「朝日屋」(緑色)の三カ所に設置されています。五十嵐会長曰く「それぞれスタンプの色が違うので、鼠ヶ関を巡って三色集めてもらえば」とのこと。

そして子年にちなんだ目玉企画のもう1品は、限定ラベルの日本酒「鼠壽」です。ラベルは記念スタンプの絵柄をベースにデザインされ、こちらはカラーとなっています。新酒に合わせての出荷となるため、2月上旬に発売予定。

 

“子孫繁栄”や“家庭運”の象徴でもある「ねずみ」。まさに「恋する灯台」にふさわしい、幸福感あふれるパワースポット・イヤーを迎えた鼠ヶ関に、どうぞごチュー目ください!