「恋する灯台」を目指して走ろう!マラソンコースに立つ魅惑の灯台【北海道網走市 能取岬灯台】

2019/10/07

北海道の東部、オホーツク海に面する港町・網走市。その網走市内中心部の北側、オホーツク海に突き出た岬の先に位置するのが、「能取岬(のとろみさき)灯台」です。2019年に認定された9基の「恋する灯台」の中で、最も新しく認定式が行われたホットな灯台です。

100年以上前の1917年に建てられた灯台は、航空会社のCMや恋愛映画などのロケ地としても人気です。美しい草原が広がる能取岬と、オホーツク海をバックに佇む灯台は絶好の撮影スポットでもあります。

サマーシーズンの能取岬は牧草ロールも点在し、のどかな雰囲気に包まれます。青空の下、放牧の牛がのんびりと草を食べる姿を眺めながら、「恋する灯台」を背景にカップルで草原にゴロンと寝転んで…なんてほほ笑ましい光景が想像できますね。

また、認定理由でも触れられている冬の能取岬の神秘的な美しさも必見です。地平線に広がる網走の遥か北から訪れる流氷、雪化粧をまとい真っ白に輝く知床連山、そして青く澄みわたる空にはグッと心を奪われること間違いなし。流氷のベストシーズンは1月下旬~3月上旬まで。気温は氷点下になることもしばしばですが、恋する2人の体温で寒さなんてへっちゃらかも!?

 

9月27日(金)の「恋する灯台」表敬訪問&認定式(詳細はこちらのレポートを参照)は、灯台の側で行われ、絶景を余すことなくアピールできる機会となりました。

翌9月28日(土)には、灯台の一般公開が行われ、カメラを手に来場者の列が途切れることがありませんでした。その景色の美しさにうっとりと魅入ってしまう人の姿もあちこちで見られました。まるで恋に落ちるように、心奪われる瞬間だったのかもしれません。

続く、9月29日(日)には恒例のスポーツイベント「オホーツク網走マラソン2019」が開催。マラソンコースに能取岬灯台もあり、奇しくも3日間連続で「恋する灯台」が注目を集めることに!

この日の天候は晴れ時々曇り。スタート時の気温は19.7℃で、日差しも強く暑さを感じる中での開催となりました。

大会は今年で5回目。3km、5km、フルマラソンの3種目があります。能取岬に向かう厳しい上りの先では、能取岬、能取湖、網走湖から望むオホーツクの海原という絶景が堪能できます。フルマラソン参加者2,179人のうち2,037人が完走するという完走率の高さには、能取岬灯台の絶景も一役買っているのかもしれません。

網走市観光課の方の話によると、能取岬は夜の星空の美しさも必見だとか。誰にも何にも邪魔されない、2人だけの世界。夜の「能取岬灯台」は恋する2人のロマンチックな気持ちを加速させるに違いありません。

新しい「恋する灯台」が、訪れる恋人たちをどんな取組で魅了してくれるのか。これからがとても楽しみです。

 

「恋する灯台」キャンペーン2019開催中!(11月3日まで)

「恋する灯台」に訪れ、記念撮影を行い、市町村に設置された「ロマンスステーション」で写真を見せていただくと、その灯台のシルエットが描かれた記念バッジと記念絵ハガキを差し上げます。

【能取岬灯台のロマンスステーション】

道の駅流氷街道網走 観光案内所

住所: 北海道網走市南3条東4丁目

電話番号: (0152)44-5849

営業時間: 9:00~18:00