自然豊かな利尻島で、2人きりで出合う大パノラマの海と「恋する灯台」【北海道利尻富士町 鴛泊灯台】

2019/10/08

北海道の最北部・宗谷地方に位置する利尻島。稚内からフェリーに乗り、2時間足らずで到着する島内東側の利尻港では、岬の上に立つ白い灯台が客人を迎えます。

灯台の名は「鴛泊(おしどまり)灯台」。2019年、新たに認定された最北の「恋する灯台」です。明治25(1892)年の初点灯から日本海の安全を守ってきました。灯台が立つ「ぺシ岬」は標高93mの断崖で、岬の展望台からは礼文(れぶん)島を眺めることもできます。

利尻島は西側の利尻町と東側の利尻富士町からなり、中央に“最果ての富士”とも称される利尻山がそびえます。標高1700mを超え多様な高山植物が自生し、豊かな自然が残されています。

その豊かな自然を感じながら、「恋する灯台」の佇むぺシ岬を巡るミニツアーが期間限定で行われています。

カップルでも、家族でも、ソロでも参加できるこちらのツアーは、鴛泊フェリーターミナルから出発し、島の東部玄関口・鴛泊港へ。さらに北へ進むと、ほどなくしてぺシ岬へ入り、鴛泊灯台への遊歩道が始まります。

ぺシ岬にはかつて蝦夷地の警護にあたり、厳しい環境のための命を落とした会津藩士を弔う「会津藩士の墓」があります。

続いては岬の先端にある「恋する灯台」鴛泊灯台を間近で眺めます。

白い姿はいかにも灯台らしく、小柄ながら歴史を感じるたたずまい。目の前にはパノラマの海が広がり、北海道の雄大な自然を2人で心行くまで感じることができます。

ぺシ岬の頂上は灯台のやや西側にあり、海から眺めると灯台の奥に山が控えているような眺め。「恋する灯台」を2人で見下ろすアングル、なんだか珍しいかも?

 

ツアーの行程は往復およそ70分で、午前と午後の2回実施されます。地元のガイドが同行し、利尻島の主要産業である漁業やぺシ岬の歴史、会津藩士の墓碑や鴛泊灯台など、島の歴史と風土を丁寧に教えてもらえます。

また、ツアー参加者には記念写真撮影&プレゼントの特典が。旅の思い出となる2人の思い出を残しましょう。さらに抽選で5組に稚内~利尻島フェリー往復チケットと町内宿泊施設の無料宿泊チケットがもらえるチャンスも(詳細はイベント情報参照)。

島内には、ウミネコのコロニーを眺められる「富士野園地」やアカエゾマツの自生林が広がり、絶景スポットとしても人気の「オタトマリ沼」、島内随一のサンセットスポット「夕日ヶ丘展望台」など、海と山の自然に囲まれた魅力を存分に感じられる名所がたくさん。

 

宿泊施設やレンタカー、レンタサイクルなど、観光手段もそろっていて、のびのびと自然を気軽に楽しめる利尻島。2人で訪れた際にはぜひ、鴛泊灯台でパノラマの海を眺めてみましょう。

 

「恋する灯台」キャンペーン2019も開催中!

「恋する灯台」に訪れ、記念撮影を行い、市町村に設置された「ロマンスステーション」で写真を見せていただくと、その灯台のシルエットが描かれた記念バッジと記念絵ハガキを差し上げます。

【鴛泊灯台のロマンスステーション】
鴛泊フェリーターミナル内 観光案内所
※10月31日(木)まで(11月1日より閉鎖)