「恋する灯台フェス」から始まったイベントでの「ロマンスの聖地」活性化【新潟県新潟市 角田岬灯台】

2019/12/23

2018年に「恋する灯台」に認定された角田岬灯台(新潟市西蒲区)。新潟県では二番目の認定となるこの灯台が建つ角田岬は、水平線に沈む美しい夕陽が見られるスポットとして知られています。

眼下に広がるのは夏になると海水浴客でにぎわう角田浜。この浜のシンボルとして愛されている角田岬灯台が、「恋する灯台」に認定されたニュースは大いに地元を沸かせました。そして本格的な夏の到来を控えた今年の5月下旬には、角田浜海水浴場にて認定記念イベント「恋する灯台フェスin角田浜」を開催!

当日は市内のフラダンス教室に通うメンバーが華やかに踊り、和太鼓集団「越王太鼓(こしわだいこ)」がみごとなパフォーマンスを披露しました。そして角田浜自治会と音楽グループのコラボレーションで、「恋する灯台」オリジナルソングもお披露目されたそうです。

角田浜を「ロマンスの聖地」として盛り上げよう! そんな角田地区のみなさんが一丸となっての決意が込められていたという「恋する灯台フェスin角田浜」。その熱い宣言のとおりに、その後も「恋する灯台」周辺ではさまざまなイベントが催されました。

7月27日には角田浜海水浴場にて行われた「海上すもう大会」を実施。海に浮かぶ土俵の上で繰り広げられる熾烈な戦いに、大勢の観客が盛大な拍手を贈りました。天候にも恵まれ、参加者たちは「恋する灯台」の雄姿と共に角田の海を満喫!

そして10月12日(土)~14日(月)には「浜メグリ 秋の浜展2019」が催されました。こちらは毎年春・秋のシーズンに行われる“アートと食のイベント”で、主催の角田地区コミュニティ協議会管内在住の作家さんを中心にアート作品の展示や発表を行ったり、飲食店が趣向を凝らしたフードの直売をしたりします。

「恋する灯台」のロマンススポット「燦燦CAFÉ」も出店し、 “自家製燦燦ドレッシング”や“オリジナルブレンドハーブティー”を販売。このカフェなら、一息ついでにカップルで灯台をバックに記念写真を撮るのもバッチリです!

そしてアクティブ派にオススメなのがこちらのイベント。マウンテンバイクやシクロクロスの常設トレイル「角田浜トレイル」にて行われる「世界一短いダウンヒルレースin角田浜」。

こちらは角田浜の海沿いに広がる松林の保護育成と有効活用を目的に整備された自然派施設で、11月10日には高低差20mというショートコースを使ってタイムレースを実施。小学生から大人までの約50人が激走し、ベストを尽くした彼らの晴れやかな笑顔を「恋する灯台」も岬から温かく見守りました。

温泉、シーサイド、トレッキング、カフェにワイナリーと、楽しめる要素が満載の「恋する灯台・角田岬灯台」周辺エリア。カップルのお散歩デートに何度でも訪れたくなる2019年でした。