婚活の舞台にも ロマンチックに光る「赤灯台」【香川県高松市 高松港玉藻防波堤灯台】

2018/09/15

日本有数の利用旅客数を誇る香川県・高松港。フェリー船や海外からの豪華客船をはじめ、港に出入りする船舶の安全を守るのが、2016年に「恋する灯台」に認定された「高松港玉藻防波堤灯台」です。「せとしるべ」「赤灯台」などの愛称でも親しまれています。 「赤灯台」と呼ばれる由来は見ての通り、全体が赤で彩られた珍しい外観ですが、一見レンガのように見える灯塔は、実は透過性の赤いガラスブロック製。点灯時には灯塔内部の照明により全体が赤く発光するという、世界にも類を見ない設計です。夜間に訪れると、心にあったかい火を灯すような幻想的な姿で、二人を迎えてくれます。 美しくロマンチックな「せとしるべ」には、地元の婚活支援機関も注目しています。県の委託により運営されている「かがわ縁結び支援センター(EN-MUSUかがわ)」が、11月10日(土)に、「EN-MUSUかがわイベントキャラバン 恋する灯台de会いましょ。」という婚活イベントを開催予定。その目玉として、灯台に登るプログラムを計画しているそうです。 上記は支援センターに登録済の婚活中の方々に向けたプログラムとなりますが、その他にも灯台に登るイベントは不定期ながら企画されており、直近のチャンスは10月20日。高松港付近の複合商業施設「サンポート高松」で開催される「建設フェア四国2018 in高松」の中で予定されているそうです。この時期にお近くにお越しの方、チャンスを狙ってみてはいかがでしょうか。 灯台内部は通常は公開されていないため、登る際には管理用のハシゴを使うことになりますが、それも「大人の社会科見学」といった風情で楽しいもの。登りきると高松港の様子や、静かな瀬戸内海の景色が潮風とともに楽しめます。   もちろん、灯台周辺も二人で楽しんでください。港から灯台に至る全長540mの玉藻防波堤は、ボードウォークや御影石で整備した遊歩道となっており、入出港するたくさんの船を間近に見ることができます。 サンポート高松をはじめとする高松港付近はカフェやレストラン、ショップなどが多く、デートコースにぴったりです。ちなみに瀬戸内海は海の幸の宝庫でもあり、サワラやハマチ、タコなど多彩なシーフードを季節ごとに楽しむことができます。泊まりがけでも、ぜひどうぞ。