島根県内の2灯台がコラボでライトアップしたレアな一日【島根県松江市 美保関灯台】

2020/06/23

「美保関(みほのせき)灯台」は、島根半島の東端にある高さ14メートルの灯台。地蔵崎の周囲を囲む青い海と白亜の灯台の美しいコントラストは訪れる人の目を楽しませてくれます。

 

明治31年に初点灯された山陰最古の石造り灯台で、日本からは5基しか選ばれていない「世界の歴史的灯台100選」にも選定されており、長い間にわたって海の安全を見守っている灯台として人々にも親しまれています。

2018年には「恋する灯台」にも認定され、カップルで訪れるデートスポットとしても人気なのだとか。

 

灯台のそばにある「灯台ビュッフェ」は、灯台守たちが実際に使っていた官舎跡をリニューアルしたもの。灯台ビュッフェはレストラン・カフェとショップを併設し、夏季には期間限定でオリジナルカクテルを楽しみながら漁船のいさり火を眺める「いさり火カフェ」もオープンしています。

 

美保関灯台では、2019年4月28日に「美保関灯台Fantasyライトアップ」として灯台本体と灯台ビュッフェのライトアップイベントを実施。

ライトアップの色は、スマホアプリを利用して誰でも自由に変えられるというしくみ。訪れた人は、思い思いの色に照らされる灯台を眺めたり、記念に写真を撮影したりと楽しんでいました。

この日は、同じ島根県内で「恋する灯台」に認定されている「出雲日御碕(いずもひのみさき)灯台」もライトアップイベントを開催。恋する灯台2基によるコラボレーションイベントとなりました。

 

美保関灯台にいたるまでの道中には、美保神社をはじめ港町ならではの新鮮な海の幸を扱う飲食店、レトロな街並みが魅力の「青石畳通り」など、見どころもたくさん。ドライブはもちろん、観光協会が運行する送迎バスも利用して訪れてみてくださいね。