大きなハートのモニュメントで“映える”灯台写真を撮ろう【鹿児島県指宿市 薩摩長崎鼻灯台】

2020/12/13

鹿児島県、薩摩半島の南端に位置する「薩摩長崎鼻灯台」。半島の先端は東シナ海に囲まれ、見渡すかぎりのパノラマの景色が楽しめるとあって、多くの人が訪れる観光スポットにもなっています。

灯台までは遊歩道が整備され、ドライブデートのコースとして訪れるカップルも多く、2018年には「恋する灯台」にも認定。2020年の春には、「恋する灯台」認定を記念して新たなモニュメントが設置されました。

観光客やカップルにもっと灯台で過ごす時間を楽しんでもらいたいとの思いから設置された大きなハート型のモニュメント。ハート型の向こうに灯台をのぞむ新たなフォトスポットとして、SNSでもこのモニュメント越しの灯台をバックに撮影した写真がアップされるなど、認知が上昇しているのだとか。

また、長崎鼻は北西に位置する「開聞岳(かいもんだけ)」、別名“薩摩富士”も眺められる絶景スポット。

山の形がはっきりと見える好天の日なら、モニュメントと一緒にこんな“インスタ映え”な写真を撮れるチャンスも!

ちなみに、長崎鼻はおとぎ話の「浦島太郎」で知られる竜宮伝説の発祥の地ともいわれ、浦島太郎が竜宮城へ旅立った岬がこの長崎鼻であるという言い伝えもあるそう。

薩摩長崎鼻灯台のすぐ近くにある「龍宮神社」は乙姫のモデルとなった海神の娘・豊玉姫(とよたまひめ)を祀る神社で、浦島太郎と乙姫の出会いの場として、縁結びのご利益のあるパワースポットとしても知られています。

龍宮神社にハートのモニュメントと、ロマンチックなスポットが待つ長崎鼻。大切な人と一緒に、美しい海と灯台を眺めにぜひ訪れてみてくださいね。

取材:藤堂真衣