モバイルオーダーできるカフェとスタンプラリーで大王崎の魅力を知る「行こっ、大王崎。」【三重県志摩市　大王埼灯台】

国内旅行の目的地としても人気の三重県・伊勢志摩。そんな志摩半島の南東部にあるのが 「大王埼（だいおうざき）灯台」です。高さ22.5メートルの白亜の灯台は、一般客がのぼって見学することもできる参観灯台であることから、灯台からのパノラマの景色を求めて訪れる人の姿も。

そんな大王埼灯台周辺の魅力をもっと知ってもらおうと、2021年の秋から冬にかけては地元の大学生と三重県、そして志摩市がタッグを組んでコラボイベント「行こっ、大王崎」を企画。大王埼灯台がある波切（なきり）地区の魅力発信に挑戦しました。

大王埼灯台を望む「八幡さん公園」には、土日祝限定でQRコードで注文ができるカフェ「がけっぷちカフェ」を設置。「かつおバーガー」や特産品の干し芋“きんこ”を使った「きんこマフィン」などを注文でき、オーダー品を学生スタッフが届けてくれます。

QRコードで注文でき、景色を楽しみながら食事ができるとあって、訪れたお客さんたちの反応も上々！地域の商店でも「普段よりも人通りが増えた」と好評だったそうです。

また、カップルやファミリーなど幅広い層が楽しめる「ナゾトキスタンプラリー」も目玉企画の一つ。伊勢志摩の周遊スポットをめぐり、問題を解きながらスタンプを集めて記念グッズをゲット！

さらに抽選で伊勢志摩の名産である真珠や伊勢海老といった豪華な賞品も用意されており、1000人を超える人が参加しました。

波切漁港のそばでは、地域の特産品やハンドメイド品を販売する無人販売所「良心市」も開催。また12月25日のクリスマスには、ロマンティックなキャンドルナイトも！SNSなども活用した学生たちの積極的な広報活動のおかげで、通常よりも多くの人が訪れてくれ、地域がにぎわっていたと高評価！　この企画を知って大王崎を訪れたという人も多かったそうで、イベントは大成功のうちに幕を下ろしました。協力企業や学生からも「今後も継続していきたい！」という声が多く上がっていたとのことで、今後の開催も楽しみです。