バスで行く?自転車で行く?「早春の南房総モニターツアー」【千葉県南房総市 野島埼灯台】

2023/03/31

2月に開催された「早春の南房総モニターツアー」はJR東日本のサイクルトレイン「B・B・BASE」を使ったツアーで、JR成田駅から南房総エリアの駅を結び、サイクリングやバス旅を楽しんでもらおうというもの。「B・B・BASE」が一般向けに成田駅から出発するのは初めてということで、インターネットで参加者を募集してのモニターツアーが実施されました。

ツアー内容は「B・B・BASE」で成田駅を午前8時に出発、午後7時12分成田駅着。南房総エリアでは、「サイクリストコース」(サイクリング)と「バス旅コース」(貸切バス)の2つのコースから選び周遊するというもの。

「サイクリストコース」はJR和田浦駅着後に和田浦WAO!やローズマリー公園、ちくら潮風王国、野島埼灯台、洲埼灯台、館山夕日桟橋などを自転車で自由に巡るもの。帰りはJR館山駅から列車に乗車するコースです。成田駅には予約制のレンタサイクルもあるので、手軽に自転車周遊も楽しめた模様。

「バス旅コース」は貸し切りバスでJR富浦駅よりスタート。三芳村鄙の里、お百姓市場、休暇村館山、ちくら潮風王国、高家神社など観光名所をめぐり、帰りはJR千倉駅から列車に乗車。コースの途中で花摘みやいちご狩りといった体験、さらに昼食には海鮮丼などが楽しめ、早春の房総の魅力が詰まった盛りだくさんな内容だったそうです。

南房総といえば野島埼灯台。「白鳥の灯台」と呼ばれるほど姿は美しく、展望台からの眺望は抜群。岬の先端には、「最南端の碑」もある最南端の夕日スポットとしても有名野島埼灯台をこのツアーでは太陽の下で楽しんだ模様。青空と美しい白亜の灯台のコントラストは一見の価値あり。電車にバスに自転車に。コースを巡る手段を変えれば、また違った南房総の魅力が発見できるかも。春のお出かけ先の参考に、コースに盛り込まれたおすすめスポットなどを参考にしてみては?

写真提供:南房総市観光協会

文:タナカシノブ