スタンプラリーも実施!赤穂御埼灯台60周年イベント「御崎Vista」開催【兵庫県赤穂市 赤穂御埼灯台】

2023/03/31

忠臣蔵の舞台である“義士のふるさと”であり、“塩のまち”として知られる赤穂市。風光明媚な瀬戸内海の絶景を眼下に臨む御崎のシンボルとして愛されてきた赤穂御埼灯台は、昭和38年3月30日に建設・初点灯されて以来、播磨灘を航行する船の安全を見守り続けてきました。

灯台が建つ三崎山では、昨年、製麺会社を母体とするグランピング施設「Dot Glamping赤穂」がオープン。また近年では、縁結びの神様として親しまれる伊和都比売神社と瀬戸内海を結ぶ「きらきら坂」にカフェや雑貨店が軒を連ね、新たな賑わいをみせています。

そんな観光地・御崎で、赤穂御埼灯台の60周年を記念するイベント「御崎Vista~灯台と眺む、海とまち~」が3月19日(日)に開催されました。

主催するのは市民有志による実行委員会です。

本イベントでは、「赤穂御埼灯台の魅力を発信するとともに、『海の街・赤穂』を市内外へ広くPRし、さらなる観光誘客に寄与する」(赤穂御埼灯台60周年記念イベント実行委員会 代表:木村聡さん)ことを目的に、さまざまな催しが実施されました。

まず目を引くのは、御崎荘駐車場を会場とする「マルシェ」です。オーガニックコーヒーやチャウダー、ピザにスパイシーカレーなどのほか、雑貨やメダカすくいまで個性豊かな18店がズラリと並びました。キッチンカーも出動です!

そして「Dot Glamping赤穂」管理棟では、元御崎地区自治会長である村下龍彦氏による“御崎の歴史や灯台”をテーマとする「講演会」や4組のアーティストが出演する「ライブステージ」も。

また、イベントの目玉となる「スタンプラリー」では、「桃井ミュージアム」、「東御崎展望台広場」、「伊和都比売神社」、「マルシェ会場」、「ライブ会場」に設置されたスタンプを収集。5カ所すべて集めた方には、本イベントを後援する赤穂観光協会提供による塩の小袋「赤穂 あらなみ」と、特製ポストカードもしくは切手(栞付き)のどちらか1点の計2点が景品としてプレゼントされました。

さらに当日は赤穂観光マスコットキャラクターである“陣たくん”も登場。スタンプラリーのゴールとなった赤穂御埼灯台では記念写真の撮影にも応え、イベントを盛り上げてくれました。

赤穂御崎エリアの探求&魅力発見に一役買った「御崎Vista~灯台と眺む、海とまち~」。次回の開催については周辺環境の整備含めて課題も多く現状では未定だそうですが、さらなる発展に期待したいですね。

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取材:足立美由紀