2025年度「新たな灯台利活用モデル事業」門脇埼灯台の取り組み成果を公開

2026/04/03

静岡県伊東市の門脇埼灯台観光推進コンソーシアムは、「門脇埼灯台による伊東エリア観光活性化事業」の成果と今後の展望を公表しました。本事業は、海と灯台プロジェクトが推進する「新たな灯台利活用モデル事業(2025年度)利活用コース」の助成を受けて実施したものです。

2025年11月から1年間、人気声優を起用した音声MR技術「ボイスフレンド」を活用した体験型観光コンテンツを、門脇埼灯台をはじめとする伊東市の複数の観光スポットで展開しています。同コンテンツの常設化に向けて、プロモーション活動やオリジナルグッズの販売、中国語音声ガイドの制作、周辺観光施設との連携強化に取り組み、門脇埼灯台の認知拡大と、観光客の回遊性向上による滞在時間の延長を図りました。一方で、イベントに対する参加者の満足度は高いものの、体験者数が想定を下回るペースで推移していることから、ハイシーズンに向けたプロモーションや、チケット販売拠点・連携先施設の拡充が課題として明らかになりました。

また、灯台から地域の歴史を学ぶ教育コンテンツの開発にも取り組みました。灯台擬人化プロジェクト「燈の守り人」のキャラクターを活用し、灯台や地元の歴史を紹介する映像教材を制作。地元の小中学生向けに門脇埼灯台の音声ガイド制作を行うワークショップを実施し、地域住民の灯台への理解と愛着を深めるきっかけを作りました。なお、製作した動画教材は、市内の小中学校12校(約3,000名)へ配布されました。

今後は、門脇埼灯台での取り組みの自走化を前提とし、体験型観光コンテンツをパッケージ化して他地域の灯台へも横展開が可能なモデルケースとして全国へ発信する方針です。地域学習コンテンツについても、体験価値のアップデートと、継続的な教育カリキュラムへの連携を図っていくとしています。

詳しくは下記リンク先をご覧ください。

成果報告書(PDF)

▼報告動画