恋をレベルアップ!″灯台クエスト″とは!?「つるおか恋する林間学校」開校【山形県鶴岡市 鼠ヶ関灯台】

2019/10/10

新潟県との県境に面し、海と山、両方の自然環境に恵まれた山形県鶴岡市。2016年に「恋する灯台」の仲間入りをした「鼠ヶ関(ねずみがせき)灯台」が建つのは、知る人ぞ知るパワースポットとなっている厳島神社が趣をそえる景勝地・弁天島です。

以前から婚活イベントに積極的だった鶴岡市では、2016年に鼠ヶ関灯台が「恋する灯台」に認定されたことを機に、恋する灯台物語とプロジェクトを一新。以来、シーカヤック体験など海のイベントを中心に男女の出会いの場を提供してきました。

2019年は海と山のロケーションを活用し、自然でしぜんに出会える体験型恋活イベント「つるおか恋する林間学校」として、921日(土)・22日(日)の12日で開催されました。

参加者は男性10名、女性7名の総勢17名。1チーム56人の3班に分かれてローテーションを組んで山編・海編それぞれの体験メニューに取り組みます。

海編の舞台はもちろん「恋する灯台」である鼠ヶ関灯台周辺です。参加者たちは探求型アドベンチャー灯台クエストに挑みました。

与えられるクエストは、弁天島5ミッションズと名付けられた5つのミッションです。今年は台風の影響で小雨がパラつく天候だったため、「貝殻拾い」と「磯ガニ釣り」は取り止めにして、「クツの足跡を探し出し何cmか目測で当てよ」「酒田海上保安庁の電話番号を探し出せ」「絵馬を作って奉納せよ」の3つのミッションのクリアを目指しました。

一方、山編の拠点は鶴岡市小国にある廃校を再利用した宿泊施設、小国ふる里ふれあい村 「楯山荘」。

鶴岡市は日本三大古代布に数えられるシナの木の皮の繊維を用いた「しな織」の伝統工芸が有名で、そのシナの木の花を用いた「石鹸作り」を参加者たちが体験。

さらにトレッキングや、豚を丸焼きにした豪快なバーベキュー、朝ヨガや地元の素材を使った朝食作りなど盛りだくさんのプログラムで、さまざまな思い出と時間を共有。参加者は新しい恋が生まれる予感を大いに感じていたのではないでしょうか。

つるおかの暮らしをテーマに、さまざまな体験を通じて恋を育む「つるおか恋する林間学校」。その起点となった「恋する灯台」鼠ヶ関灯台は、これからも恋に前向きな男女の未来を明るく照らすことでしょう。