次のお披露目が待ち遠しい!「恋する灯台」オリジナルソング 【新潟県新潟市 角田岬灯台】

2019/12/26

新潟県を代表する景勝地「佐渡弥彦米山国定公園」のひとつ、角田山。標高481.7mの山頂からは日本海、佐渡ケ島、そして背後に越後平野と、壮大なパノラマが広がります。厳しい冬を越え雪解けの時期になると、斜面一面に雪割草やカタクリの花が可憐に咲き乱れ、豊かな自然がさまざまな顔をのぞかせます。

昭和34年の初点灯以来、海の安全を守り続けてきた角田岬灯台が建つのは、そんな角田山の尾根に位置する岬の先。夕日の名所としても知られ、海を見渡せば漁船の漁火が夜の海でキラキラと輝く絶景スポットです。

角田岬灯台は2018年、「恋する灯台」に仲間入り。そして今年の5月26日、角田浜海水浴場広場にて認定記念イベント「恋する灯台フェスin角田浜」が開催! その催しものの1つとして、オリジナルソング「恋する灯台」がお披露目されました。

もともとフェスの参加者だった燕市の音楽グループ「アベノミックス・バンド」が、角田浜自治会に「恋する灯台の認定を記念する曲を作ってみませんか?」と打診したことから、オリジナルソングの作成がスタートしたそうです。

角田浜の魅力をPRし、地域の活性化を…と願う自治会は、“角田浜のシンボル=灯台”であることから、灯台の曲を作成することを決意。アベノミックス・バンドに依頼をして、今回晴れて披露の運びとなったそう。

そして角田浜自治会とアベノミックス・バンドがタッグを組んで作り上げた曲の歌詞がこちら。その想いを伺ったところ、「灯台から見える情景(山の花、海の向こうに見える佐渡)と住民同士の助け合いの心を歌っている」のだとか。恋する灯台への愛と角田地区のみなさんの強い絆を感じる素敵な歌詞です!

現在、YouTubeなどでの公開はされていないため拝聴することはできませんが、すでに2020年実施の「恋する灯台フェス」でも演奏することが決定しているそうです。事務局のお話では「今後は地元の越前小学校の児童にも歌ってほしい」とのことなので、これから色々な場所で触れる機会が増えるかもしれませんね。

角田浜を「ロマンスの聖地」としてますます愛される存在に…との願いがいっぱい詰まった“恋する灯台オリジナルソング”。そんな愛にあふれる角田地区に、恋する灯台・角田岬灯台は今日も明るい光を届けています。