認定証をモチーフにした「恋する灯台・案内板」設置【千葉県旭市 飯岡灯台】

2021/04/02

※案内板はイメージです。

高さ35~60mの断崖絶壁が約10kmにわたり続く、“東洋のドーバー”こと屏風ヶ浦の西端に位置する刑部岬。眼下には飯岡漁港、そして漁港の先には国大最大級の砂浜「九十九里浜」の一大パノラマが広がり、この絶景は「日本の夕陽百選」「日本の朝日百選」「日本夜景100選」「日本夜景遺産」「ちば眺望100景」など数々のタイトルを獲得しています。

そんな千葉県屈指の景勝地に佇む飯岡灯台は、2018年に「恋する灯台」に認定されました。この認定をきっかけに、これまでウィンターシーズンを彩るイルミネーションイベント「恋するライトアップ2020」やバレンタインデー&ホワイトデーを盛り上げるキャンペーン「恋バナ応援ウィーク」など、様々な恋人たちを応援するイベントが実施されています。

今ではすっかり“ロマンスの聖地”として定着した飯岡灯台ですが、認定3年目となる今年、「恋する灯台・案内板」の設置が決定。“飯岡灯台=恋する灯台”の認知度アップも期待できそうです!

旭市事務局によると「飯岡灯台は『恋する灯台』に認定されていましたが、灯台周辺にはアナウンスできるものがなかったため設置することにしました。千葉県内で初めて選ばれた灯台でもありますので、そのことも案内したいですね」とのこと。

 

案内板に記載する内容については検討を重ね、最終的には「恋する灯台認定証」をモチーフに大人のムード漂うシックなデザインにしたのだとか。天候の状況を見つつ3月下旬~4月上旬で設置の予定となっています。

この他にも灯台周辺には、復興の象徴である「希望の鐘」や岩井俊二監督作『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の映画ロケ地を記念するモニュメントが設置されています。刑部岬を訪れた際は、見事な景色や飯岡灯台を楽しむと共に、灯台の脇で佇むモニュメントたちも是非チェックしてみてくださいね。

取材:足立美由紀