灯台が照らす海上から日の出を観賞し、夜はナイトハイクで陸から灯台を目指す一日【宮崎県日向市　細島灯台】

日向市や民間団体などで構成する団体「細島灯台灯りの輪」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環である「新たな灯台利活用モデル事業」の助成を受け、細島灯台（宮崎県日向市）を朝から夜にかけて楽しむイベントを2023年11月8日（水）に開催しました。

細島港入口の日向岬に位置する細島灯台は、港に出入りする商船の岩礁対策として1910（明治43）年に設置され、1941（昭和16）年に建て替えられました。半円アーチ形の出入口やバルコニーを支える大きな三角形の持送りなどに昭和期流行の意匠を見ることができます。

イベント当日は遊覧船「飛島丸」をチャーターし、「細島灯台日の出クルーズ」を開催。夜明け前に出港して漆黒の海から灯台の明かりを眺め、やがて東の空が濃紺からオレンジ色へと美しいグラデーションを描きながら明るさを増し、雲の切れ間から顔を出した朝日が海を真っ赤に染めるまでの情景を鑑賞しました。

日没後は、徒歩で夜の灯台を目指す「細島灯台ナイトハイク」を実施しました。参加者は宮崎県内有数の景勝地「日向岬展望台」から海を照らす灯台の光芒を鑑賞し、ランタンを灯した坂道を歩いてゴールの灯台を訪ね、コーヒーを飲みながら灯台の灯りを見上げました。

イベントの詳しい様子はPR TIMESの記事よりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002254.000077920.html