灯台の利活用で地域の経済・文化・観光の好循環を生み出す佐田岬灯台の取り組み発表が動画公開されました

2024/03/01

「海と灯台プロジェクト」を推進する一般社団法人海洋文化創造フォーラムは、2024年2月14日(水)、灯台利活用に取り組む全国11地域の事業担当者らが今年度の取り組みや今後の展望を発表する「海と灯台プロジェクト2023 成果報告会」を開催しました。

佐田岬灯台(愛媛県伊方町)の利活用を考える「佐田岬灯台利活用推進コンソーシアム」は、文化資源である灯台の未来への継承と、地域経済の活性化に向けた灯台の利活用を推進すべく実施した取り組みの結果や今後の展望について発表しました。

今年度は、ハードとソフトの両輪で事業を展開。ハード事業では、官舎をイメージした再建建物を建築して様々な用途に活用できるよう、灯台官舎跡地の活用に向けた土地調査、官公庁との折衝、整備計画作成を行いました。それと平行して、灯台の今後の利活用について有識者が話し合う「佐田岬半島シンポジウム」の開催や、灯台に関わる人材「燈人(あかりびと)」を育成するプログラムとして灯台内部見学会、ガイドツアー、灯台に関する座学などのソフト事業も実施し、事業内容の検証を進めました。

引き続き、ハード整備実現に向けた、より具体的な事業計画や調査を進めていくほか、「燈人」の育成を継続して実施するとしています。

詳しくは動画をご覧ください。