重要文化財の灯台旧官舎から「灯台ラジオ」を生放送しました 【愛媛県松山市 釣島灯台】

2024/11/27

日本財団「海と日本プロジェクト」の一環である「海と灯台プロジェクト」の助成を受けた取り組み「杉作J太郎とリリー・フランキーの『灯台ラジオ』」が11月1日(金)、愛媛県松山市の釣島灯台旧官舎から生放送されました。

松山市の西、約5kmの海上に浮かぶ周囲約2.6kmの島「釣島(つるしま)」に立つ釣島灯台は、「日本の灯台の父」として知られる英国人技師ブラントンが設計した文化財的価値の高い灯台。灯台守が暮らしていた石造りの旧官舎が建造当時のまま残っており、国の重要文化財に指定されています。

そんな釣島灯台ですが、1日2便の定期船でしか訪ねることができず、島内には商店や自動販売機がないなど、交通アクセス面と観光インフラ面で大きな課題を抱えています。今回の「灯台ラジオ」は、昨年度松山市内で開かれた「釣島灯台・旧官舎150周年記念シンポジウム」で杉作J太郎さんが提案したアイディア。それから1年を経て、釣島灯台からのラジオ生放送が実現しました。

当日は、松山海上保安部や松山市教育委員会文化財課の担当者にもご参加いただき、釣島灯台と旧官舎の歴史や魅力をたっぷり語っていただきました。ラジコプレミアムのダブルプランでは、11月30日まで聴取可能です。ぜひお聞きください。
https://radiko.jp/#!/ts/RNB/20241101154000